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「子どもと話していると、お互い喧嘩腰なってしまう」「子どもが反抗的な態度をとるようになった」と悩んでいる、パパ・ママ!
実は第一反抗期でも第二反抗期でもない、小学校低学年から中学年の子供には「中間反抗期」と呼ばれる心の成長過程で起こる現象があるらしいのです。
中間反抗期の特徴や原因、そして対処法を知り子供への接し方について改めて考えてみませんか?
中間反抗期ってなに?
まずは「中間反抗期」についてです。
反抗期には種類がありまして、中間反抗期はその中の1つなんです。
分かりやすくいうと、
・第1次反抗期…2歳から3歳頃に訪れる反抗期
・中間反抗期…5歳から小学校低学年頃に訪れる反抗期
・第2次反抗期…小学校高学年から中学生(思春期)に訪れる反抗期
となり、
要するに、中間反抗期とは第1次反抗期から第2次反抗期に抜かう間に起こる心の発達を示す時期、つまり通過点となります。
中間反抗期の特徴とは?
中間反抗期の特徴としては
・口答えをする、屁理屈を言う
・反抗的な態度をとる
・無視する
・自分で成し遂げたい!自分で出来る!と意思を主張する
・外では良い子
というようなものがあり、幼児期に訪れる第1反抗期(イヤイヤ期)と違い、理由をつけて親に反抗し、言うことを聞かないということが特徴的です。
とくに小学生になると知恵や語彙力がついてくるので、「口答え」は最も目立つ特徴かもしれません。
ママ友と話していると、「うちの子、自分の思いが伝わらかったり、言葉にできない時に物にあたったり、暴れたりするの。」なんて話もききますので、子供の感情の爆発や癇癪に頭をかかえる親御さんも少なくないのかもしれません。
中間反抗期が起こる原因とは?
主な原因は、「自分自身で考えて行動したい」という気持ちが強くなってきているという、心と精神の発達と関係しているそうです。
だからこそ、親の指示に対して「私はこうしたいのに!」と敏感に反応し、それが反抗的に見えてしまうというわけです。
もし、「うちの子中間反抗期がひどい…」と感じている場合、その子は人一倍「自分でやってみたい!」という気持ちをもっているのかもしれません。
反抗する子供と接することは大変なことですが、中間反抗期は“子供の成長の証”と考え、親が上手く接することで、子供の成長の伸びしろが変わってくるような気がしますね。
中間反抗期で親子関係を悪化させないための会話術
親の対応次第で、中間反抗期がひどくなり、親子関係が悪くなってしまった!なんてことが起こらないように、意識してほしい声掛けがあります。
それは、反抗する子供に対して
「○○はダメ!」「何度もいってるでしょ!」「なんでできないの!」
と子供を否定するような声掛けではなく
「次は○○しようね。」「○○してくれたらみんな喜ぶよ。」「次は○○しよう!」
などのポジティブな声かけをすることです。
中間反抗期の子供は年齢からしても、まだまだ親に甘えたいお年頃。
ダメなことはダメと伝えたうえで、子供の反抗的な態度を押さえつけずに広い心で受け止め、子供の自立心を尊重し認めることが、親子関係を良好に保つためには必要なのです。
中間反抗期の子供にしてはいけないこと
中間反抗期にはいった子供は「自分でできる!」と主張しますが、実際自立するにはまだ早い年齢です。
なので、大人が「まだ無理だよ。」「まだ早すぎるよ」などと突き放すような言動や態度をとることで、孤独感や不安感が相まって、反抗的な態度が強くなったりもするそうです。
なので、自立しようしている子供の意思を否定するのではなく、子供が「ひとりで成し遂げるためにはどうしたらよいのか」を一緒に考えることをお勧めします。
また、周りの子・友だちと比較することも避けなくてはいけません。
中間反抗期を迎えた子供に、「生意気なことを言って!」とイライラしてしまいがちですが、そこはグッと抑え、叱るポイントを言葉で伝えながら、同時に大人も気持ちの整理をすることを心掛けるが大切なのかもしれません。
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