ONE MAMA’S OPINION
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現在6歳(年長)の男の子を育てる母が書いています。
6年間の育児で気付いたことなどを記録しているブログです。
息子プロフィール
インターナショナル幼稚園に通う6歳
習い事はいろいろやってみましたが今はスイミングのみ。学習塾には通っていません。4月からはインターナショナル小学校に入学予定。
英語教育に力を入れてきたため、日本語を使いこなすのに苦労しています。が本人には全く気にしていない様子。
夏休み中にはまったYouTube(number blocks)で足し算・引き算・掛け算・割り算を取得。YouTubeの凄さを実感・母、感激。
息子の今のモットーは「自分よりできる人には全力で対抗!」
子供ならではの負けず嫌いな性格が垣間見れるようになってきた6歳0ヶ月。
幼児教育だなんだと気合いをいれて子育てをしていても、現実は、なかなか思い通りにはいかないもの。
このことを、感じた出来事のひとつである「右と左が覚えられない問題」。
0歳から教え始めたのに、5歳になっても「左右」を覚えることが出来なかった息子について
どうしたらいいの?!
と悩み、私が行きついた答えについて書いていこうと思います。
目次
1.0歳から教え始めれば入園前には完璧だと思っていた「左右」
2.5歳になっても左右が覚えられない
3.なぜ左右が覚えられないのか理由を考える
4.左右を覚えたきっかけは、なんとTVゲームでした
5.まとめ
1.0歳から教え始めれば入園前には完璧だと思っていた「左右」
幼児教育というほどではありませんが、「上下左右」に関しては0歳から教え始めました。
“教える” といっても普段の会話の中で
「右(左)を見て、車が通るよ」とか「上には空があるね」「あ、下には花が咲いているよ」
と語りかける程度のものです。
これ(↑)、乳児期にやっておいてとても良かったと思えるコミュニケーションのひとつではあるのですが、
同時に「子どもに対して過度な期待をしてしまう」ことでもあったのです。
だって0歳から始めたら、幼稚園に入学する頃には、自然と、そして完璧に覚えられると思いませんか?
この期待が、この後「悩み」に変わるなんて、思ってもみないことでした…
2.5歳になっても左右が覚えられない
「左右」を積極的に教え始め、5年目(5歳)。
まわりの子が、どんどん左右を理解し始めていく中、息子はという…
いまだに、左右を間違える。(というか聞いても、あてずっぽう答えていた?)
実は一時、いつまで経っても理解してくれない息子に対してイライラした時期もありました。
幼児教育・早期教育が浸透しつつある現代ではありますが、何でもかんでも早く教えれば身につくというものではないのだと実感した時でした。
3.なぜ左右が覚えられないのか理由を考える
なぜ覚えられないのか、どうしたら息子が覚えられるのかと
右の手にハートマークをつけてみたり、鉛筆を持つ手・箸を持つ手として関連付けて覚えさせようとしたりと、試行錯誤で左右を印象付けようと日々奮闘したわけですが、やはりどうしても覚えられない。
さて、どうしたものか…
幼児教育のおかげで、ひらがなの読み書き・計算・時計の読み方などたくさんのことを理解しているのに、と考えれば考えるほど、「謎」は深まるばかり。
そんな日々の中、考えついた答えは
「息子にとって “左右” という概念は、それほど重要なことではなかった」
ということでした。
ひらがなは、生活していく上でそこら中に存在しているので気になる存在だったり、数字や計算は、スーパーで嫌でも目にするもの。
それらと違って、別に理解をしていなくても、生活に支障をきたすことのない左右。
たぶん、息子の脳内でこんな風に処理された故に、私がどんなに
「こっちが右でこっちが左だよ」
と教えても、子供には、覚える気すらなかったのかもしれません。
4.左右を覚えたきっかけは、なんとTVゲームでした
ゲームを全力で推奨している我が家ですが、これがなんと左右を覚えるきっかけになったのです!
そのゲームというのは
NintendoSwitch(‐任天堂)スーパーマリオオデッセイ です。
いわゆる、アクションゲームで、マリオの世界を旅するという内容になります。
このソフトが、6歳になった今やゲーマーと化した息子が、初めて遊んだソフト。
(↑マリオオデッセイでなくてはダメという意味ではありません。参考までに書かせてもらいました。)
初めてなので、コントローラーの使い方・マリオの操作の仕方などを息子に説明するときにどうしても必要になってくるのが、「上下左右」ボタンの説明。
そう、ゲームって「左右」が分からないと出来ないのです!!
ということで、ついにきました!
ついに、息子にとって、左右を覚えなくてはいけない時がやってきたのです。
自分から「右(左)ってどっちだっけ?」と質問まで飛び出し、あれよあれよという間に覚えることが出来ました。
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5.まとめ
人間というものは、切羽詰まらないと・追い込まれないとなかなか行動には移せないもの。
そして、それは、もちろん子供にも言えること。
親のエゴだけで、子供を誘導することは時に、難しいことなのですね。
私は「子どもが左右を覚えられない問題」
に長年寄り添い、5年目にやっとこ気が付くことが出来ました。
もっと早く気が付いていたら、違う方法でアプローチしたのになあ。
この先、小学校に上がれば、同じような問題が浮上してくる予感。
きっとこのことは今後も役に立つはず、忘れないよう肝に銘じておこうと思います。
2336字。お読みいただきありがとうございました。