さてさて、行ってきましたインターナショナルスクール・キンダーガーデン1(年中)の懇談会。
コロナ感染対策がしっかりと行き届いた場所での開催となりましたが、集まった人数は全体の半分。
コロナの影響か、子供を預けることができないからか、仕事だからか、土曜日だからか、はたまた面倒だからなのか…?
ママ友付き合いが乏しい私には、なぜ出席率が低いのかという理由を知る由もありませんが。
1時間みっちりと、英語と日本語を駆使して話してくれたスタッフの方には感謝です。
半分は英語での説明だったので(随時、日本語に翻訳してくれます)、私の頭は超フル回転。英会話教室でスパルタレッスンを受けているかのようでした。
今回は、インターナショナルスクール年中(K1・キンダーガーデン)の懇談会での記録です。
[box01 title=”この記事にはこんなことが書いてあります”]
- キンダーガーデン【年中】クラスでの英語の取り組みについて(内容・目標など)
- スクール内での生活面の指導内容
- インターナショナルスクールとして大切にしていること
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インターナショナルスクール・キンダーガーデン(年中)の学習内容とは?
日記:Jornal(ジャーナル)
週明けに、必ず行っているというジャーナル。ジャーナルとは、日本でいう絵日記のことです。
ジャーナルをキンダーガーデン(年中)から始める目的としては、
- プリスクール(年少)まで、現在形を使っての会話で過ごしていた子供たちに過去形を教えるため。
- 言葉を文字におこすことで、フォニックス(発音)と英語の綴りを一致させるため。
- 筆圧(プレッシャー)を学ぶため。
の3つがあるそうです。
数字
プリスクール(年少クラス)が終わるまでには、1~100までの数え方をマスターした子供たち。
キンダーガーデンに進級してからは、数字の書き方・足し算・引き算の学習に入ります。
キンダーガーデンになりたての6月現在の学習内容は「数字」についての学習を進めているそうです。数字が書けるようになることはもちろんですが、スクールが目的としていることは「数字の意味をしっかりと理解する」ことだそうです。
→[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]こちらは、自宅学習に取り入れているアメリカのワークブック「Get Ready for First Grade ON-THE-GO」です。見て下さい、日本では「数字」についてここまで掘り下げて学習しませんよね。内容は、アメリカ出身の先生が話してくれた内容そのものです!オススメのワークブックです。
ライティング:Writing
もちろん、アルファベットを目で見て覚えスラスラと書けるようになったらすごいこと。
しかし、キンダーガーデン(年中)の段階では、正確にアルファベットの形を覚えたうえで、ノートの線を意識し書けることを覚えてもらいたいと話していました。
理由は、綺麗なアルファベットが書けるようにするための、最大のポイントだからだそうです。
リーディング:Reading
なんと、既に子供たちは英語の本を読んでいるんですって!日本語の本だってまだ上手に読めないというのに…。
課題として与えられる本はレベル1~3に分かれていて、その子のレベルにあった本を先生の前で朗読するのだそう。なんと、年中にしてスラスラと本を読む子もいるというのだから驚きです。
ネイティブ講師からのアドバイスとしては「読むレベルは気にしなくていい」ということ。リーディングに関しては、今は差があるかもしれないがそれは個性、いずれ読めるようになります!とのことでした。
それよりも、読み終わった後に先生が「How was story?(どんな内容だった?)」と質問するので、それに対して自分の気持ちを文章(もちろん英語)で説明できるようになってもらいたいと話していました。
親は子供のレベルを把握し、できたら必ず褒めてあげることを忘れないことが上達の秘訣だそうです。
生活面での指導内容
キンダー生になってからは、
- 先生や友だちが話しているときは、手は膝の上におき話をきくこと
- 発言したいときは、挙手をし指名されてから話すこと
- 衣服の着脱は自分で行うこと、また脱いだら畳むこと
- 挨拶をするとき・話をするときは、しっかりと相手の目を見る
を、徹底しているそうです。
これは、小学校入学準備としてだけではなく、社会に出るために必要な内容ですよね。
とくに日本人は世界に比べて、話をする時に相手の目を見ることが出来ない人が多いと言われています。グローバル化が進む今、話す時に「目を見る」ことは出来て当たり前であり、コミュニケーションの根底にもなる大切なことだと私は考えています。
スクールが大切にしていること
キンダー1年目において、大切にしていることは「個性と想像力」だそうです。
クラスでは、一つの課題や話し合いにおいて、クラスのみんなで意見を出し合い想像を広げてから、改めて話し合うということをしているそうです。
子どもたちには「どんな答えであっても間違いではないし、どんな答えがあってもいい」ということを知ってもらいと話していました。
これには、自分の考えを恥じることなく自ら発信することができる子に育ってほしいという願いが込められているようです。
キンダーガーデン1年目が終わる頃には、どんな子に成長しているのかな。また追記します。
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