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【幼稚園給食】なぜ完食できない?子供が偏食・野菜嫌いを克服する方法

May 30, 2021
約 5 分
【幼稚園給食】なぜ完食できない?子供が偏食・野菜嫌いを克服する方法

 

 

 

自分の子供時代を思い出してみてください。好き嫌いはありましたか?私は、偏食の食わず嫌いでした。

頑張っても食べれなかったものが、食べられるようになったのにはきっかけがあります。それは、一人暮らしを始めたことです。上京し、周りに頼れる人がいない状態で体調を崩すわけにはいかないですし、仕事を休むなんてことになったら稼ぎがなくなってしまいますしね・・・。

そう、偏食を克服できたのは自分の身体のことや、健康のことを意識できるようになってからなのです。

つまり食事のバランスを考え食事をするようになったのは大人になってから。

ということは・・・?子どもにとっての食事とは、お腹と心を満たすだけのものであって、健康面のことまでは考えていないということになります。

つまり、偏食の子供が、好き嫌いしないで「給食を完食する」という目標をクリアすることは、とても難しい課題なのです。

だって子供は、嫌いなものを食べなくてはいけない「理由」を理解していないのですから。

 

[box01 title=”この記事ではこんなことについて書いています。”]

  • 幼稚園給食が完食できない4歳(男の子)の話
  • 味覚について(苦手な味覚を変えることは可能なのか?)
  • 子どもが「なぜ、好き嫌いなく食べなくてはいけないのか」を理解できれば、給食を完食できるかも!―おすすめの本の紹介

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幼稚園給食が完食できないうちの子(男の子・4歳9ヶ月)の話

我が家が通う幼稚園は、幼稚園給食とお弁当持参のどちらかを選べるスタイルです。(登園時間までに連絡すれば変更可能)

私としては幼稚園では楽しく過ごしてもらいし、食事は完食することに重点をおいていたので、幼稚園給食は頼まずに、好きな食べ物で埋め尽くしたお弁当を持たせていました。ところがある日突然、息子が「幼稚園給食を食べたい!」と言ってきたのです。

幼稚園給食には「嫌いなものでも、一口は食べる」という決められたルールがあることを子供に伝えたところ、ガンバルということだったのでこの日は、幼稚園給食を頼んでみることに。

さて、結果はというと苦手な野菜(ほうれん草)を口に入れることができずに「一口だけ」と励ます先生を振り切って暴れまわったそうです。

やっぱり・・・というのが本心ですが「嫌いなものを一口だけでも」という幼稚園の方針は間違ったことではありません。幼稚園給食で出される苦手な食べ物を食べれるよう、給食を完食できるようにするためにはどうしたらよいのか。家でも作戦を練ってみることにしました。

 

 

味覚を変えるのは、難しいこと

 

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さて、どうしたら子供が嫌いなものを口に入れてくれるのかな…と考えたときに頭に浮かんだのは自分の経験でした。偏食だった私が、大人になり健康を意識し始めたことで食べれるものが増えた話は上記に書きました。

ただ大人になり、嫌いな味を美味しいと感じることが出来るようになったわけではありません。(なかには、美味しく感じるようになったものもありますが…)子供の頃、苦手だった「味」は今だに苦手なものが多いのです。

これは味覚においてだけではなく、苦手なニオイ・食感においても同じです。苦手なものは結局、苦手なのです。

大人でさえこうなのですから、子供にとっても同じこと。つまり子供が、苦手な味・におい・食感のものを食べたくない!好きなものだけ食べて生きていきたい!と考えるのは、健康についての知識が少ない子供にとっては自然な発想なのです。

子どもに「(嫌いなものを)頑張って食べなさい」と言うだけでは、食べてくれないに決まっているんです。

 

なぜ、好き嫌いなく食べなくてはいけないのかを理解できれば給食が完食できるかも?!

 

子どもにとって苦手な食べ物が食卓に並んでいるのを見たり、お弁当や給食に入っていることは、食欲が急に激減するほどショックな光景です。

「なぜ、無理に食べなくてはいけないのか」「なぜ、好物だけでお腹をいっぱいにするのではダメなのか・・・。」これらの理由を子供に伝えてみませんか?

子どもに苦手な食べ物を食べさせるたびに食べなさい!と怒鳴るのは、親子でストレスを抱えるだけです。

食の大切さ伝えるのに、とても役立つのがコチラの本「おなかのこびと」です。

この本すごいんです!!なぜバランスよく食事を摂らなくてはいけないのか?ということを「おなかに住むこびと」が子供に分かりやすく説明してくれていますよ。

うちの偏食4歳児は、この本を読んだ次の日に幼稚園給食を完食できましたので本当におすすめです!

 

 

苦手な食べ物って誰にでもありますよね。でも、人間が心身ともに健康に過ごすためには栄養バランスはとても大切です。

近い将来、親元を離れていく我が子が自分自身で「健康管理」ができるように教えることは親の役割だと私は考えています。

 

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About The Author

mama's opinion
1986年3月生まれ 現在37歳
英語力0でオーストラリアワーキングホリデー。
英語の必要性を肌で感じる。
結婚・出産を経て、現在6歳の息子は必然的にインターナショナルスクールへ。
育児本やネット情報を参考にいろいろと試しながら見つけた、おすすめの育児法を紹介。
【オムツなし育児・裸足育児・すやすやネンネ(ネントレ)・ブレキエーション・テレビなし育児・プリント学習・英語育児 etc....】

絵の個展を控える、息子のアートのことも紹介していきます。

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