子供が虫刺されで痒がり、かきむしったあげく赤く腫れあがってしまった!かくたびに赤みが広がっている・・・。
子供がアスファルトの上で転び、膝を擦りむいた!かなりの出血でシャワーが傷に少し当たるだけで悲鳴をあげる・・・。
我が子のこんな症状、心配ですよね。こんな時、みなさんなら子供を病院に連れていきますか?それとも家で様子をみますか?
先日子供の首元が、虫刺されのような症状を起こし、真っ赤に腫れてしまったんです。普段なら、家にある薬を塗布して様子をみるのですが・・・スイミングスクールに行く予定があったので翌日、皮膚科を受診し先生に診てもらうことにしました。
この時、膝には1週間前に転んで擦りむいた時のかすり傷がありました。こちらは気にも留めていなかったのですが、先生から診ると違ったようで・・・。
今回は皮膚科受診時の様子と、先生からの助言について記載していきたいと思います。
[box01 title=”この記事ではこんなことについて書いています。”]
- 虫刺され・擦り傷は、病院を受診すべきなのか?
- プールには入って大丈夫なのか?
- 実際に受診してみて感じたこと
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[ac-box01 title=”目次”]
1⃣子供の虫刺され・すり傷は病院を受診すべき?
1 子供の虫刺されについて
2 子供のすり傷について
2⃣虫刺され、すり傷がある状態でプールに入ってもいいの?
3⃣実際に皮膚科を受診してみて感じたこと
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子供の虫刺され・擦り傷は病院を受診すべき?
子供の虫刺されについて
【我が家のエピソード】
草むらで虫取りをした日の夜、子供が首元のあたりを痒そうにしており、赤みもあったので家での処置として市販のかゆみ止めを塗布し、夜寝ている間に搔きむしらないようにガーゼをテープで止めておきました。
ただの虫刺されだから大丈夫だろうと踏んでいた翌日、ガーゼを外してみてびっくり、なんと夜はほんの一部だった赤みが首全体に広がり、プックリと腫れてしまっていたんです。
焦って、すぐに最寄りの皮膚科に駆け込みました。
問診が終わり、先生の診断は「あ~これ?ここに刺された跡があるから虫刺されかな。春だからいろんな虫がでてくるからね。薬塗っとこうね。」要するに、プロから診ると今回は全く緊急性のないケースだったようです。
[jin-fusen3 text=”虫に刺されたらどうしたらいいの?先生からのアドバイスはこちら”]
- 何かに刺されたら、患部を冷水で洗いよく冷やす。この時、患部をこすらないように。
- 軽傷であれば家で様子をみても構わないが、痒みや赤みが強い場合は、ステロイド外用剤による治療が必要なので病院を受診すること。とくにかゆみが強い虫刺され(ブヨ、毛虫、ムカデなど)は症状が落ち着くまでに時間がかかるため、掻きむしって皮膚に傷を作り細菌による二次感染をおこすことがあるので注意が必要。
- 虫刺されを予防するため、公園や草むらに行く際は肌の露出が少ない服を着たり、虫よけグッズを活用すること。
とにかく先生から念をおされたのは「虫刺されによる皮膚の炎症を、早くきれいに治したいならステロイド外用剤を処方するのですぐに受診してください」ということでした。
子供のすり傷について
【我が家のエピソード】
キックボードのタイヤがコンクリートの溝にはまり、ダイナミックに転んでしまいました。大きな泣き声を聞き駆けつけると、膝を擦りむき出血していました。傷は大きく直径3cmほどはあったかと思います。転んだあとはすぐに泣き止んだものの、傷は痛々しいものでした。すぐに水で洗い、絆創膏をはり様子をみることにしたんです。
絆創膏はもちろん「ハイドロコロイド絆創膏」を貼りました。
こちらの商品は、フリーサイズの絆創膏なのでその時の傷口にあった大きさを切り取り使うことができるので、おすすめです。
でも、首の虫刺されで皮膚科を受診した時に膝の傷に気付いた先生にこう言われたんです。「首よりも、心配なのは膝のすり傷です。(抗生物質)化膿止めは塗ってますよね?」「いや、絆創膏だけです。」という私の答えに先生は少し呆れ顔で、「お薬、処方しておきますね。」と診断してくれたのでした。
[jin_icon_arrowtop color=”#e9546b” size=”17px”]こちらが病院で処方された薬「ゲンタシン軟膏0.1%」(アミノグリコシド系抗生物質製剤)なのですが、塗ったその日に傷口の赤みがおさまり、あっという間に傷を覆うように皮膚ができ、その効果には驚きました。
[jin-fusen3 text=”すり傷ができたらどうしたらいいの?先生からのアドバイスはこちら”]
- 子供が転んで擦りむいた時の家での処置は、きれいな水で汚れを洗い流し、絆創膏を貼るる。この時、二次感染を防ぐために処置をする側の手指が清潔であることが必須。
- 大きな傷の場合、傷口からばい菌が入り化膿することもあるので、心配なようなら病院へ。
- 砂場や砂利道で転び、皮膚に異物が入り込んでしまって取れない場合は病院へ。
虫刺され、すり傷がある状態でプールに入ってもいいの?
今回の我が子の症状においての、皮膚科の先生の答えは「虫刺されは、プールに入っても大丈夫!だめなのは、膝のすり傷!」とのことでした。
虫刺されに関しては、赤く腫れ痒みがあるだけでひっかいて傷になってるわけではないので、プールに入っても問題ないとのこと。でも膝のすり傷は、プールに入ることでばい菌が入り化膿する二次感染が怖いので入らないようにとのことでした。
※症状によって違います、心配でしたら病院で診断してもらうことをお勧めします。
実際に皮膚科を受診してみて感じたこと
わたしたち親は、子供の傷を見て「これぐらい大丈夫だろう」と考えがちです。こう思う過程にあるのは、自分の子供時代の経験からだと思うんです。だって虫刺されや転んだ時のすり傷で病院を受診したなんてことありますか?私は、ありませんでした。
でも今回、大袈裟かなと思いながらも受診してみて気付けたことがあります。
それは素人が簡単に症状を診断してはいけないということです。
たかが虫刺され、たかがすり傷かもしれません。しかし、ちょっとでも様子が変だなと感じたらプロフェッショナルに意見を求めること、症状にあった薬を処方してもらうことが大切だと改めて感じることができました。
子供は、夢中で遊んでいると周りが見えなくなり、加減もわからなくなるものです。つまり怪我はつきもの、いつなにがあるか分かりません。困ったり、分らないことがあったら親が判断せずに、すぐに病院にお世話になるのがおすすめです。
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