Rock Hill Farms

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3歳年少・5月【家でできる】成長に合わせた子育て方法#2

April 20, 2021
約 6 分
3歳年少・5月【家でできる】成長に合わせた子育て方法#2

 

幼稚園入園と同時に幼児教室に通い始めたなんて話をよく聞きます。こんな話を聞くとなんだか焦る気持ちになります。でも、幼児教室に通わなくても、家でできることはたくさんあるんです。

今回は3歳年少・5月におすすめの取り組みについてです。

 

自然

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子供にとって「虫」の存在はとても興味をそそられるものです。5月になると公園や園庭などで活発に活動する虫を見ることが増えてきます。じっと観察するのもいいですが、年少の5月は、図鑑で調べながら実際に見た虫の体の構造や、虫の食べ物について親子で学び子供の興味を「虫の世界」へ向けてみませんか?

公園や川原、花や草が多く生えている場所へ出発です。

 

やり方とポイントはこちら

  • 虫ってどうやって見つけるの?…虫探しのポイントはエサを知ること(虫はエサとなるものの近くに住んでいます、事前にエサを知ることで虫探しがより楽しくなります。)

例えば…

チョウ チョウの幼虫は特定の植物の葉を食べることが多いので、その特定の植物の葉などに卵が産みつけられています。また成虫は花の蜜や樹液を吸うため蜜探しがポイントになります。
テントウムシ テントウムシは幼虫・成虫ともにアブラムシをエサとするものが多いです。他にも、植物や菌類を食べるものもいます。
アリ 昆虫の死骸を食べるもの・植物の汁を食べるものがいます。アブラムシのお尻から出る甘い蜜を食べることもある為、テントウムシとアリを一緒に見かけることもあります。
ダンゴムシ ダンゴムシは、枯れ葉を食べるため冬の間に枯れ地面に積もった葉を動かせば簡単に見つけることができます。また、若い芽を食べることもあります。

このようにエサと虫を結びつけて虫探しを行うことで「虫」に対しての知識が深まるだけではなく、初めて見る虫に対しても「この虫はどうしてここにいるのだろう?」と疑問を抱けるようになります。つまり、3歳(年少期)に伸ばすべき興味関心を引き出すのに虫探しはぴったりの遊びなのです。

 

  • 見つけた虫の体の構造を観察する

例えば… チョウ・テントウムシ・アリは昆虫類の仲間なので、足は6本で体は頭、胸、腹の3つに分かれています。ではダンゴムシはどうでしょう。実はダンゴムシは昆虫ではなくカニやエビと同じ甲殻類の仲間であり足は14本、危険を感じると、くるっとまるまる姿に子どもは興味津々のはずです。他にも小さなアリが大きなエサをどうやって運んでいるのかや、テントウムシが足から黄色い液体の正体などを親子で話し合い子供の想像力を広げていきましょう。

 

  • 虫探しを楽しむための注意事項

見つけた虫はむやみに触らないでください。アリは噛むことがありますし、テントウムシが威嚇のために出す黄色い汁を子供がなめてしまわないよう注意が必要です。また、毒をもつ毛虫やクモ、刺されると生死に関わる蜂には十分な注意が必要です、お子様から目を離さないようにして下さい。

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自立・生活

スプーンやフォークなどの食器を使って一人で食事をとることができるようになってくる年少さん。この時期になると、箸に興味をもち始める子もでてきます。

箸の便利さ・箸の正しい持ち方、動かし方を伝え、箸を使うことにチャレンジしてみましょう。

やり方とポイントはこちら

  • 箸を持たせるタイミングはいつ?

本人が「箸を使いたい」と思った時が箸の始め時です。親や兄弟、友だちが箸を使う姿をみて、同じように箸を使って食べてみたいと意思表示をしてきたらチャンスです、子供が出すやるきサインを見過ごさないようにしましょう。

 

  • 年少の段階では手が未発達のため焦らずゆっくりと

実は、年少の段階では手の骨が未発達のため、箸を上手に使いこなすのは子供にとって難しいことなんです。手の骨の発達は手根骨は12歳頃までに、親指のつけ根の骨は5歳頃までには完成するといわれいますので、少しずつ進めていきましょう。

 

  • サポートのこつ

箸は継続して練習することが大切です。きちんと持てていなくても、上手に動かすことができなくても毎日、箸を持たせましょう。

子供は否定され続けると、やる気が失せてしまうものです。食事中食べづらそうにしていたら決して怒らずに、優しく手の位置を正してあげましょう。

最初はできなくて当たり前です。しつこく注意を促すのではなく、正しい持ち方ができるのを長い目でサポートすることが必要です。

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[jin-fusen2 text=”答えがひとつではない質問をすることは、子供の発想を広げます”]

3歳の子供の脳内はフィクションとノンフィクションが混じり合っている状態、つまりファンタジーです。

では、このような大人の想定を超える発想を子供から聞けるのはどんなときだと思いますか?それは、答えがひとつではない質問をしたときです。

答えがある質問というのは、ものを指差して「これはなに?」と聞き答えてもらうもののことです。これでは子供の自由な発想を聞くことはできませんよね。

そうではなく例えば、「これは何に使うものだと思う?」とか「これを触るとどうなると思う?」など会話が広がる質問をします、そうすると子供の自由な発想や世界観、ひらめきを導きだすことができるのです。そして答えを聞いた親は「なるほど、いい考えだね」となりますよね。そう、この親の反応こそが子供の発想を広げるのです。そして同時に、自分の意見をしっかりと持ち、その意見を自信をもって他人に伝えることができる子供に育つことにもつながると私は考えています。

 

 

About The Author

mama's opinion
1986年3月生まれ 現在37歳
英語力0でオーストラリアワーキングホリデー。
英語の必要性を肌で感じる。
結婚・出産を経て、現在6歳の息子は必然的にインターナショナルスクールへ。
育児本やネット情報を参考にいろいろと試しながら見つけた、おすすめの育児法を紹介。
【オムツなし育児・裸足育児・すやすやネンネ(ネントレ)・ブレキエーション・テレビなし育児・プリント学習・英語育児 etc....】

絵の個展を控える、息子のアートのことも紹介していきます。

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