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幼児期の睡眠時間は平均何時間?世界の子供の就寝時間はもっと早いんです!

February 15, 2021
約 5 分
幼児期の睡眠時間は平均何時間?世界の子供の就寝時間はもっと早いんです!

 

 

「睡眠コントロールの習慣」を幼稚園・保育園入学前に習慣化しませんか?

なぜ睡眠の習慣化が必要なのかというと…

子供の将来の脳・身体・精神状態は、幼児期の睡眠習慣にかかっているからなんです!

 

そもそも、幼児に必要な平均睡眠時間を知っていますか?

子供に必要な睡眠時間は、3~5歳で11時間~13時間と言われています。

つまり、夜7時に寝て朝6~7時に起きるスケジュールになります。

しかし、近年のデータによると、この睡眠時間を満たしていない子供が多いのが今の日本の現状のようです。

というのも、小児保健研究のデータによると、3~6歳の平均就寝時刻は21時17分であり、22時以降に就寝する子は全体の39.8%にもなるのだそう。

ここから平均睡眠時間を計算すると9.7時間という結果となるからなんです。

睡眠不足が子供に及ぼす影響とは?

いきなりですが、お子様ににこんな症状はありませんか?

・「もう、やだ」「これできない」と自分に自信がなく、なにに対しても投げやりな態度をとる。

・極端にひとつの遊びに集中できない

・怒りっぽい

・いつも、あくびをしていて眠たそう

もし、こんな症状が見られたらあなたのお子さんは「睡眠不足」かもしれません。

ではなぜ、このような症状が起こるかというと、睡眠不足によって子供の体の機能が上手く機能しなくなっているからなんです。

子供にこんな症状が起こる”理由は?

睡眠不足は前頭前皮質の低下これにより、実行機能の低下・集中力低下・衝動性機能の低下・目的思考性に行動を制御することが難しくなり、学力面に影響を及ぼす。

扁桃体の活性化扁桃体が活性化すると、感情コントロールが困難になるため人格形成に影響を及ぼす。

 

つまり賢く、感情コントロールができる子どもに育ってほしいのなら「睡眠」が必要だということになるのです。

 

世界の子供の睡眠時間はもっと長いんです!

データによると、日本の乳幼児は、アジア・オセアニア・北米の16か国中、最も睡眠時間が短いそうです。

2004年度「就寝時刻の国際間比較」の報告から、22時以降に就寝する乳幼児(0~36か月)の割合をみると…

日本 46%
スウェーデン 27%
フランス 16%
ドイツ 16%
イギリス 25%

日本は、海外と比べると飛びぬけて就寝時刻が遅いことが分かりますよね。

別報では、3歳児の就寝時刻の平均はスイス19:38、フランス20:00、アメリカ21:11となっているそうです。

世界は違えど同じ人間、必要な睡眠時間だって同じです。グローバル時代というならば、日本人は睡眠時間も目を向けなくては、これから先、世界では通用しないかもしれません。

子供を早く寝かせるためのルールを決めて睡眠の習慣化を!

効果的なルールはこちら

1.寝る前のTVは禁止

就寝前のメディアの視聴は、入眠困難や中途覚醒(質の悪い睡眠)につながると言われています。人間の体は「光」によってコントロールされているため、寝る前にTVの光を浴びることで身体が勘違いしてしまい概日リズムがくるってしまうので要注意です。

2.TV/Youtubeの視聴は1日2時間

1日の視聴時間が2時間を超えると、ベットにはいっても眠れなかったり、夜中に目が覚めてしまうと言われています。このデータは生物学的知見から裏付けられているそうです。

3.20時以降の外出禁止

4.寝る前は穏やかな時間を過ごす

寝る前は子供を興奮させないようにすると入眠までがスムーズです。ストレッチをしたり本を読んだりして穏やかな時間を過ごし、身体に「寝る時間」だというこをと伝えます。

5.親の睡眠時間を早める

一緒の布団で寝ている場合や、寝室とリビングが近い場合は親の睡眠時間の調整が必要かもしれません。

6.毎日、適度な運動を!

子供の睡眠時間は、家族のライフスタイルに影響されることが多いと思います。子供に「早寝」の癖がつくまでは、一緒に頑張ってみませんか?

 

子供のいびきは要注意!

いびきは睡眠の質を低下させると言われており、近年、子供の「いびき」についてのこんな報告があるそうです。

幼児期からいびきをかいていて長時間にわたる睡眠の質の低下が疑われる子供では、いびきをかいていない子供と比べると学童期の学力が不良であることが多いこと。

加え、幼児期に夜間の睡眠時間が短いことが6歳時点での多動と認知機能低下のリスクになる。

 

子供のいびき防止策はこちら

・横向きで寝かせる…仰向けで寝ると重力の影響で気道がせまくなり、いびきにつながることがある。

・体に合った枕を選ぶ…体に合わない枕を使っていると首が前屈状態になり、空気が通らずいびきにつながることがある。

*いびきがひどい場合は病気の可能性も考えられるため、医師の診察が必要になるそうです。

 

子供の睡眠時間は大人よりも長く、睡眠が深いといわれています。「快適な睡眠」を幼児期にしっかり教えておきませんか?

 

 

 

 

 

 

About The Author

mama's opinion
1986年3月生まれ 現在37歳
英語力0でオーストラリアワーキングホリデー。
英語の必要性を肌で感じる。
結婚・出産を経て、現在6歳の息子は必然的にインターナショナルスクールへ。
育児本やネット情報を参考にいろいろと試しながら見つけた、おすすめの育児法を紹介。
【オムツなし育児・裸足育児・すやすやネンネ(ネントレ)・ブレキエーション・テレビなし育児・プリント学習・英語育児 etc....】

絵の個展を控える、息子のアートのことも紹介していきます。

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