妊娠中にお腹のなかの子供に、声をかけたり音楽を聴かせたり…いわゆる「胎教」という言葉があることから分かるように、実は人間は生まれる前から耳が聴こえています。
そして産まれてからの発達も他の器官に比べ、とても早いと言われている「耳の発達」を利用して、まわりと差をつける育児をしてみませんか?
今回は私が取り入れていた*「耳トレ」3つの紹介です。
1.日本語以外の言語を聴かせる
日本語を聞いているだけでは脳への刺激が足りません!
脳に刺激を与えるのは、高い音と低い音どちらだと思いますか?
人間の耳は20Hz~20.000Hzの周波数を聞き分けることができるというデータがあります。その中でも、脳に刺激を与えるのは周波数が「高い音」だと言われているんです。
生まれたての赤ちゃんは、どんな周波数の音でも認識できる細胞を持っているそうです。しかし2、3歳になると次第に細胞は消滅してしまうのだとか…
そこで注目したいのが、日常で使う言語の周波数についてです。下記にも書きましたが、言語には周波数に違いがあるんです。みると、日本語の周波数の最大値が明らかに低いのがわかりますよね…。つまり、他の国の子供と比べると脳への刺激が極端に低いということになります。
つまり子供の「耳の発達」を考えると、バイリンガル育児のスタートは0歳から遅くとも3歳まで始めるべきだということになります。
日本語 | 250Hz~1500Hz |
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英語 | 1000Hz~3000Hz |
中国語 | 500Hz~3000Hz |
ドイツ語 | 125Hz~3000Hz |
バイリンガル育児とは…
日常生活で2か国語を使い育てること。日本だと1番身近なものは英語になります。
バイリンガル育児は難しいものではありません
我が家は「英語」を選択しました。「英語育児」と言われても何から手を付けたら良いのか迷いますよね…。英語に自信がない私のおすすめは、「YouTubeの英語の歌」です。
英語に自信がなくても、子供が0歳の時から一緒に歌っていると、なとなく親も「基礎英語」がみにつきます。本当です。0~3歳までの3年間聴き続けるわけですから、3年後には無理せずボキャブラリーが増え、子供が話し出すころには親も簡単な英語が話せるようになっているはずです。
しかしこれには1つだけルールがあります。それは英語の歌を毎日聴くことです。
子供をバイリンガルに育てたいなら、親も一緒に成長していかなければなりません。これぞ「継続は力なり」
2.毎日、2時間音楽を聴かせる
おすすめなのは「モーツァルト」の曲を、子供が遊んでいる時に音量を小さくして聴かせることです。
モーツァルトの音楽は、右脳を活性化することで有名です。遊んでいる時は主に左脳を使っていることが多いため音楽を聴きながら遊ぶことで、両方の脳をフル回転させることができます!
なぜ2時間なのかは…音楽をつけっぱなしにすることは、子供の脳や聴覚を疲れさせてしまい逆効果になってしまうからです。毎日2時間と時間を決めることで、子供も集中して聴き入りながら、静かに遊んでくれるので、おすすめです。
3.わたしのおすすの耳トレは「散歩」
外にでると、色々な音が聴こえてきます。鳥の鳴き声に車の音、風や木が揺れる音に雨の音…。
これを小さい頃から聴き分けるトレーニングをしていました。お決まりの会話は「聞こえる?何の音でしょう?」。まだ話すことができない0歳1歳の子供に語りかけるときは、子供の耳を触ってあげると、子供にも伝わりやすいのでおすすめです。
[jin-fusen2 text=”この3つの耳トレを実践してみた結果は大成功!”]
0歳からこの3つを続けた息子は、4歳になりました。今いえるのは「音」を楽しめる子供成長したということです。
耳から入ってくる情報を処理するのが得意なようです。たとえば、英語の歌をすぐにマスターできたり・周りがどんなに騒がしくても集中して物事に取り組めたり・耳を澄まして何の音かを探ることが得意だったり…
0歳1歳2歳ぐらいまでは、私が意識的に「耳トレ」を行わなければいかずストレスに感じた時期もありましたが、今はそれは必要ありません。耳に癖をつけることができたと、感じています。
やはり、体の成長に合わせたアプローチは結果がついてくるようです。
[jin_icon_caution color=”#e9546b” size=”18px”]*私が勝手に「耳トレ」と言っているだけです。
モーツァルトはこれからも続けていく予定です。