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目にするもの耳にするもの、すべてを疑問に感じる子ども(とくに幼児期)。毎日のように繰り広げられる「なんで」「どうして」攻撃。
みなさん、すべての疑問に対し的確な答えを返せていますか?
わたしが子ども(4歳5ヶ月)から受けた質問で、難しかったのが「携帯はなにからできているの?」という質問。
「なにからできているの?」ってなかなか難しい質問です。
ほかにも「車はなにからできているの?」「家は何からできているの?」…
そもそも何からできているのかなんてはっきり分かっていないのに、さらにそれを、子どもが理解できる言葉で、内容をかみ砕いて説明しなければいけないなんて、なかなかです。
子供が抱いた疑問に適当に答えるわけにもいかず、YouTubeを見せていたわけですが。
「毎回YouTubeを見せるのもな~」と悩み始めたときに出会ったのがこの図鑑!
[jin_icon_arrow color=”#e9546b” size=”16px”]もちろん、携帯(スマートホン)を分解した図ものっています。
たくさんの「なにからできてるの」「中はどうなってるの?」を解決してくれる図鑑です。子供はもちろん、大人も釘付けです。
- 作者:水野 仁輔
- 発売日: 2020/11/26
- メディア: 大型本
賢い子は調べるのが好き
調べるクセをつけることは、大切なことです。事実、頭がいい子は “わからないことをそのままにしない(できない)” というデータがあるそうです。
図鑑を使って調べる楽しさを教えませんか?
問題を解決するうえでの過程や、新しい発見はとても刺激的です。
パソコンに文字を打ち込めば、すぐに答えが見つかる現代。もちろん時代の波にのることも大切です。しかし、ステップをふんで答えを導き出す達成感や、調べていく段階での発見の楽しさを知ってもらいたいと思うのは、私が昭和生まれだからでしょうか。
たくさんの情報が溢れているネットの中で、疑問にあった正しい答えを見つけことができるようにする為にも、幼児期にたくさん図鑑を活用し、疑問を解決するクセをつけることは大切なことだと思っています。
そして、「サーチ能力」は勉強面にだけでなく、日常生活を送る上でも役立つはずです。
[jin-fusen3 text=”図鑑で調べたらいざ実践!おもちゃを分解してみよう”]
家に使わなくなった、おもちゃはありますか?
いらなくなったおもちゃがあれば、子どもに分解してみてもらいましょう。なに事も「百聞は一見に如かず」です。
図鑑と併用すれば、より理解が深まります。
分解はプログラミングに必要な要素です
プログラミングを行うためには、プログラミング的思考ができることが求められます。
この「プログラミング的思考」は5つの要素に分類できるそうです。
「自分が意図4する一連の活動を実現するために、どのような動きが必要であり、一つ一つの動きに対した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
‐小学校学習指導要領解説総則編に示されている「プログラミング的思考の分析」より‐
この文章のなかにあるプログラミンぐ思考の5つの要素がこちらです。
*色分けしてあります。
「抽象化」「分解」「一般化・組み合わせ」「分析・評価」
このように「分解」はプログラミングの土台になるものなんです。使わなくなったおもちゃがプログラミングにつながるなんて!活用しないなんてもったいないです!
大人でも意外と知らない「なにからできているの?」分解って大人もワクワクしますよね。子供の小さな疑問を大切に。