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4歳)将来の夢について子供と話してみませんか?

December 27, 2020
約 5 分
4歳)将来の夢について子供と話してみませんか?

no10

 

 

「どうやったら、早く大きくなれるの?」

4歳(4ヶ月)の子どもが突然、質問をしてきました。成長を感じる、嬉しい質問です。

私は子ども時代の記憶は小学校にあがったころのものしかありません。4歳という年齢はこんなことを、考えているんだなと。驚きを感じたのでシェアできればなと思います。

 

 子供時代っていいものよ

 子どもの言う「大きくなる」とはなんのことだろう?まずはここですよね。

子供に「体が大きくなるにはどうすればいいということ?それとも早く年中・年長クラスに行きたいの?」と尋ねてみました。

すると「早く大人になりたいんだ」の一点張り。なるほど。

この答えを聞いたときの私の心の声は「子ども時代をもっと楽しんだら?」まったく、夢がありませんね…。

 

4歳、しっかり理由がありました

わたしの心の声はさておき、質問を続けます。

「なんで早く大人になりたいの?」

「いろんなものを使って、お母さんを助けてあげる」

聞けばお医者さんになりたいと。ワーオッ。我が家は医者の家系ではないですし、まして親から子に「医者になりなさい」なんていったことは1度もありません。

きっかけは、幼稚園で「職業」について教わったときに印象に残ったのが「医者」だったとかそういう話だと思うのですが…4歳になると「夢」を抱くようになるのですね。

 

 鋭い質問が返ってきました

のほほんと話を聞いていると「早く大きくなるため(仕事に就くため)にはどうしたらいいの?」ってウズウズしながら鋭い質問が返ってきたんです。

4歳年少、早く仕事がしたいんですって。

これだけしっかりしたことを言われると、こちらも真剣です。YoutubeSNSが盛んな現代、学生時代に起業し成功を収めるサクセスストーリーも今や珍しくない時代。ひと昔前なら「今からしっかり勉強しようね」でしたよね。でも今は少し様子が違います。さて、困ったぞ。

 

「スタート」はいつでもいいんだよ

まずは医者・パイロット・教師など専門知識が必要な職があること、そしてそれらの職に就くには学校で勉強し資格をとる必要があることを伝えたうえで、「これだって思うものがあったら、いつでもはじめていいんだよ」とアドバイスしました。

今は、年齢に関係なく自ら世界に発信できる時代です。

この先、幼稚園を卒業し小学校に入学したくさんのことを学び、基礎知識を身につけることは大切なことだと思います。しかし、すべてにおいてみんなと足並みを揃えて成長していくということには疑問を感じます。

なので「興味があるものがあったらどんどん先に勉強を進めて、もう十分だと思ったら、いつでも仕事をスタートいいんだよ」と子供に伝えました。ちょっと偉そうですかね…

私は、学校を卒業したら、仕事をスタートする(夢を実現する)という固定概念はいらないと考えています。スタートラインは自分で決めてほしいのです。

【夢】とは…

・将来実現させたいと思っている事柄

・現実からはなれた空想や楽しい考え

夢という漢字の意味を考えると、いい意味で現実を知らない子ども時代に思い描く「○○になりたい!」とうモノこそ本当の「夢」なのかもしれません。

 

便乗して、好き嫌いをなくそう作戦

ここぞとばかりに「体の成長」についても伝えました。

4歳児の体は1日中、成長し続けています。成長のためには「よく食べ・よく眠る」ことはとても大切です。

栄養バランスを考えると好き嫌いはしてはいけないこと、夜は体がとくに成長する時間であるため早く寝る必要があること、そして朝起きたら太陽の光を全身に感じることを伝えると、深刻な顔つきで「そうだね」と答えてくれました。

『食のありがたさ』『命の大切さ』についても理解を深めていく時期なのかもしれません。

 

しんでくれた

しんでくれた

 

4歳はキッザニア に行くべきなのかも

東京と甲子園にあるキッザニア(KidZania Japan)。

子ども達が、体験を通してあこがれの職業について学ぶことができる施設です。対象年齢は3歳~15歳と幅広い年齢の子供たちから人気の施設、実は我が家はまだ訪問したことがありません。4歳児にはまだ早いかなと考えていたからです。

しかし今回の一件で、4歳はキッザニアの適齢期にはいっているのかもしれないと思うようになりました。幼児期に遊びながら、社会の仕組みを知ること・職業体験をすることは、楽しいだけでなく、将来にとってもとてもいい刺激になるのかもしれません。


キッザニアの施設紹介

 

まとめ

子育てをしていると、大人になり忘れていたモノに気付かされます。それは「夢」だったり、それを追いかける勢いだったり、子どもの素直な気持ちや意見、感じ方は本当に素晴らしいものです。自分にもこんな時代があったのかと思うと、私ももっと頑張れそうな気がしてきます。キラキラひかる瞳に、明日はなにが映し出されるのかな。

4歳、なんとなく世界を感じ始めているようです。

 

シビアな世界で一山狙いたいなんて考えてしまうこの頃。

息子の影響ですかね。

 

About The Author

mama's opinion
1986年3月生まれ 現在37歳
英語力0でオーストラリアワーキングホリデー。
英語の必要性を肌で感じる。
結婚・出産を経て、現在6歳の息子は必然的にインターナショナルスクールへ。
育児本やネット情報を参考にいろいろと試しながら見つけた、おすすめの育児法を紹介。
【オムツなし育児・裸足育児・すやすやネンネ(ネントレ)・ブレキエーション・テレビなし育児・プリント学習・英語育児 etc....】

絵の個展を控える、息子のアートのことも紹介していきます。

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