Rock Hill Farms

Rock Hill Farms

母育)泣き止まない赤ちゃんの理由は脳にあります!脳の発達を待ちましょう

October 1, 2020
約 4 分
母育)泣き止まない赤ちゃんの理由は脳にあります!脳の発達を待ちましょう

no30

 

子供が泣き止まない…この悩み、私も悩みました。私の経験から「泣き止まない赤ちゃん」について書いていきます。

*ここでいう「感情」とはストレスや不安のことを指しています。

 

0歳、泣き止まない子どもの脳内

子供は直感的に不安やストレスを感じたりすると泣き止まなくなるかとがあります。これが電車内のような密室だったり、静かにしなくてはいけない場所だったりすると、親は大変…。

子供の脳内ではなにが起こっているのでしょうか?子供が泣き止まない時の脳内では、脳の一部である「扁桃体」が働いているんです。

扁桃体とは…

脳の中心あたりに存在する、記憶、情動(喜怒哀楽の感情)、認知の基盤となっている場所です。子供がストレスや不安、恐怖などを感じると扁桃体が興奮状態になる為、泣き止まなくなるのです。

子供のうちは、ストレスや不安を泣くことで発散することができます。しかし、幼稚園や学校、社会ではどうでしょう?

学校で嫌なことがあったり、いじめにあったり…とストレスが続くと、扁桃体は休む間もなく興奮状態が続くことになります。この状態が続くと情動のバランスが崩れ、登校拒否やうつ病にもなりかねません…

とても繊細な扁桃体。できることなら、扁桃体を強化したいと思いませんか?

 

扁桃体の発達はいつから始まるのか?

生後間もない赤ちゃんは扁桃体が未発達のため、感情をコントロールできません。なので泣くのは当たり前と思っていた方が親は気持ちが楽かもしれません

しかし生後4カ月頃になると、なんと親の語りかけによって扁桃体(情緒制御システム(感情コントロール))の発達が始まります。

 

つまり生後4ヶ月を過ぎれば「感情をコントロールの方法」を子供に教えていくことができるのです。とはいえ、ゼロの状態からスタートするわけですからすぐに効果を期待せずに気長に進めることをお勧めします。

子供の学校生活での過ごし方、社会人になってからの在り方に関わってくるかもしれない、扁桃体発達のスタートに乗り遅れないように。

スタートラインは生後4ヶ月以降です。

 

扁桃体を強化する方法5つ

~子供のストレスと不安への対処法~

1.明るくポジティブな声かけ

なにが起こってもポジティブに明るく、子供をフォローしてあげて下さい。失敗した経験は、頭の中を不安や緊張感などのネガティブな気持ちでいっぱいにします。「失敗するかも…」「私には無理かも…」と消極的になってしまうのです。

これを見た親がおどおどしていたら、子供はもっと不安になります…普段から親はポジティブに「大丈夫、大丈夫!」「もう一度やってみよう」と明るく声かけを。不安な感情をコントロールする方法を教えてあげて下さい。

2.楽しことが待っていることを教える

嫌なこと・苦手なことを乗り越えれば、次は楽しいことが起こるという「サイクル」を作ってあげることがおすすめです。ワクワクすることや楽しいイベントをたくさん作ってあげることで、嫌なことを乗り越える糧になります。

人生、嫌なことだけではないと思える頭は、感情コントロールに役立ちます。

 3.一緒に成功体験をする

子どもが失敗しても親子で解決策を一緒に考えてあげてください。一緒に物事を最後までやり遂げ、一緒に喜びを分かち合うことで「成功体験」として脳に記憶を残すのです。

どんな困難で不安なことも、諦めなければゴールがあること教えてあげて下さい。

4.オープンな関係を築く

つらいときは、話を聞き共感してくれる相手が必要です。ストレスって言葉にして吐き出すとすっきりしますよね。常に「いつでも話してね」と伝えたり「最近どう?」とコミュニケーションをとって下さい。子供の話を否定せず聞いてあげて下さい。

5.公園でストレス発散

ストレスは体を動かして発散するのが1番。公園で思いっきり体を動かし、大きな声で叫び、緑に癒される。公園はストレス発散にはうってつけの場所です

 

おわりに

 泣き止まい赤ちゃん…大変ですよね。「感情」は目に見えないからこそ厄介で繊細なものです。生後4ヶ月までは、感情をコントロールできないと思うと「泣き止まない赤ちゃん」を愛おしく感じますよね。

4ヶ月を過ぎたら、ストレスや不安のコントロールの仕方をポジティブで愛のある「言葉かけ」と「対応」で教えて見下さい。自分の感情としっかり向き合うことができる子は、他人の感情を察する「思いやり」のある子に育つはずですから。

 

我が子の笑顔の溢れる人生のために、少しだけ工夫を。

 

About The Author

mama's opinion
1986年3月生まれ 現在37歳
英語力0でオーストラリアワーキングホリデー。
英語の必要性を肌で感じる。
結婚・出産を経て、現在6歳の息子は必然的にインターナショナルスクールへ。
育児本やネット情報を参考にいろいろと試しながら見つけた、おすすめの育児法を紹介。
【オムツなし育児・裸足育児・すやすやネンネ(ネントレ)・ブレキエーション・テレビなし育児・プリント学習・英語育児 etc....】

絵の個展を控える、息子のアートのことも紹介していきます。

Comments & Trackbacks

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 素敵なパパさんですね!
    子どもが知らない間に成長…うちはまだ4歳ですがすでに感じています。
    1日1日大切に、すべて動画や写真に収めておかないと後悔しそうで。
    親のほうがワチャワチャしております笑( ´ ▽ ` )

  2. 喜怒哀楽の表現、大人になった今でも大変だなと感じる毎日です(^◇^;)
    子供と一緒にいる時、はしゃぐときは思いっきりはしゃいで、集中する時は集中すると、メリハリを付けるようにはしてるんですが、最近は、ちょっとパパはしゃぎすぎ^^;と子供に窘められます(‘ω’)
    子供も知らない間に成長するんですね( ˘ω˘ )

Leave A Reply