ONE MAMA’S OPINION
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突然ですが、
甘いものを食べるとなんとなく満足感や幸せな気分になりませんか?
「甘み」というものは、気分を高め幸せな気持ちにしてくれる不思議な食べ物です。
砂糖は太る・健康を害するというイメージが強いですが、体には甘いものもある程度は必要です。
与えすぎは体によくないという理由から、子供に甘いものを与えずに過ごすこともできますが、子供だっていつかは「甘さの誘惑」に気付くものです。
ならばです!
小さいうちから、甘いものとの上手な付き合い方を子供に教えていきませんか?
今回は、砂糖との上手な付き合い方についてです。
目次
– 砂糖の過剰摂取による悪影響について
-砂糖を摂取するときの3つの工夫
-絵本紹介
砂糖の過剰摂取による悪影響について
砂糖の有害性については、昔からさまざまな研究者が指摘しています。
近年では、砂糖は栄養がないだけでなく、病気の原因になるという見方が強まり、世界各国で砂糖消費の削減が進んでいるそうです。
では、砂糖が子どもの成長に及ぼす悪影響にはどんなことがあるのか、みていきます。
1.ビタミンB1不足になり脳に悪影響を及ぼす
ビタミンB1の働きには、糖質からのエネルギー産生・皮膚や粘膜の健康維持・糖質を栄養源とし脳神経系の正常な働きを維持するのを助ける働きがあります。
つまり、砂糖を過剰摂取すると、このビタミンB1を大量消費することになり、本来のビタミンB1の働きができなくなり脳の働きに影響を及ぼしすのです。
そして砂糖の過剰摂取は、ビタミンB1不足につながり、過剰摂取した砂糖を分解しきれなくなります。
この時、体内に残った糖質は肥満の原因にもつながってしまいます。
2.カルシウム不足になりイライラしやすくなる
人間の体は基本的にアルカリ性です。
そこに、酸性食品である砂糖が入ると、中和するために体内のミネラル分が多く使われます。
このとき多く体内で消費されるのが、精神を安定させる働きをもつカルシウム。
つまり、砂糖を過剰摂取するとカルシウムを大量消費してしまうため、イライラしやすく怒りやすい性格になる傾向がある。
3.消化不良になる
砂糖は、果糖とブドウ糖がくっついてできたものです。
このつながりは強固で、胃酸や消化酵素が働きかけても切り離すことがでず、消化不良になりやすいようです。
これだけではありません。
消化されず残った糖は、腸内の悪玉菌の好物であり悪玉菌を増やす原因にもなりそうです。
4.集中力低下
たとえば、砂糖のたっぷり入った菓子パンを食べるとします。
すると、血糖値は急上昇し、インスリンの大量分泌につながりその後、血糖値が急激に下がるため無気力になりやすくなります。
このことから、朝食に菓子パンとジュースの組み合わせを食べることは砂糖の過剰摂取となり、授業が始まる頃にはエネルギー不足になりそして、授業に集中できなくなる可能性があります。
どうでしたか?
砂糖が子どもの体に及ぼす悪影響を知ると、なんだか怖くなりますよね。
でも、それでいいんだと思うんです。
いくら避けて通ろうと思っても、疲れやストレスが溜まっていると体が自然と欲してしまうのが「砂糖」。
つまり身体には、ある程度必要なもの。
なので大切なのは、「砂糖」との付き合い方なのです。
砂糖を摂取するときの3つの工夫とは?
1.甘いものを食べる時は時間を決めて
甘いものを常に(時間を空けずに)食べ続けると脳や体に影響を及ぼすだけでなく、口腔内が酸性の状態になり続けてしまうため、むし歯にもなりやすくなってしまいます。
甘いものを食べる時は、ダラダラ食べをしないように気を付けましょう。
そして、食べ終わったら水でうがいすることで、むし歯予防することも大切です。
2.おやつには洋菓子より和菓子を
和菓子は洋菓子に比べてエネルギーが低いのでおすすめです。
とくに小豆を使った菓子は脂肪が少なく食物繊維が多く含まれているので、砂糖の摂取量を抑えることができます。
3.食物繊維、乳製品やタンパク質を多く含む食品と一緒に
甘いものと同時に、食物繊維や乳製品を摂取することで血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。
子供の生活習慣病予防のためにも、甘いものを食べる時は、牛乳や豆乳を合わせがおすすめです。
◎料理やお菓子作りの際は、ミネラルを含む甘味料(きび砂糖、てんさい糖、黒砂糖)がおすすめです。
◎コップ1杯のコーラには30g、果汁100%ジュース500mlには50~60gの砂糖が含まれているそうです。ゴクゴクと無意識に大量の砂糖を摂取してしまうジュースは、子どもに与えるにはとくに注意が必要です。
絵本紹介
- 発売日: 2015/01/20
- メディア: 単行本
家に必ず常備してある調味料といえば砂糖と塩。
見た目がそっくりなこの2 つを触ったり、熱したり、お湯に溶かしたり、結晶を見たりと、実験しながら比較していきます。
息子が好きなページは、砂糖と塩ができるまでの過程を紹介しているページです。自然への興味もふくらむ絵本です。
- 作者:さとう わきこ
- 発売日: 1989/03/15
- メディア: 単行本
春に咲く野草である「ヨモギ」をとってきて、ばばばあちゃんと一緒によもぎだんごを作ります。茹でたり水にさらして、細かく切ってすりつぶし、白玉粉と混ぜて、まるめて…たくさん作ったよもぎだんごにきな粉やあんこをつければ完成です。
お読みいただきありがとうございました。
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小さいころから制限すると大人になってからの反動が心配ですが。
大人になると誰も制限してくれないので、こわいですね(*´Д`*)←自分のことです。
砂糖のとりすぎは、シュガーハイ、シガーラッシュになるので、小さい子にはきついものがありますね。
自分の家も、甘いものを子供に与えたのは結構後になってからでした。まあ小さいうちに甘いものを与えると、ミルクを飲まなくなると聞いてましたので´д` ;
まあ過剰摂取はいいことないですねヽ(´o`;