ONE MAMA’S OPINION
rockhillfarms.net
今回は「すべり台あそび」についてです。
比較的、早い時期から子供が遊ぶことが出来るようになる、すべり台。
うちの子も早い時期から、使っていたのですが、遊んでいる姿を観察している中で
「この遊びは、身体の発達にかなりいいのではないか?!」
と感じていたんです。
なので今回は、「すべり台遊び」について調べたことを書いていきます。
はじめに
近年、運動をする時間が減り室内での遊びの時間が長くなったことで、子どもの体力が低下傾向にあるといわれています。
子どもの運動能力を伸ばすには、なにより幼児期の遊びが不可欠です。
なにより、公園での遊具を使った遊びは、体力作りはもちろん、思考回路の発達にも効果があるといわれているそうです。
そんな中、私の目に飛び込んできた情報がコチラ↓
『すべり台遊び』は固有感覚・運動能力・思考力の発達に効果的らしい!
ん?どういうこと??
ということで、調べてみました!
今回は、公園なら必ずある遊具『すべり台』で遊ぶことで、発達を促すことができる固有感覚、鍛えることができる運動能力や思考能力についてです。
目次
1. すべり台遊びで身につく固有感覚とは?
2. 運動能力の発達にも効果抜群のすべり台!
3. すべり台で思考力も鍛えよう!
4. まとめ
5. 絵本紹介
1.すべり台遊び身につく固有感覚とは?
固有感覚には、以下の3種類があります。
- 位置覚 : 体の各部の位置
- 運動覚 : 動きの方向や速度
- 抵抗覚 : 体に加わる抵抗
要するに固有感覚とは、関節、筋、腱の動きなどから体の各部分の位置、運動の状態、体に加わる抵抗、感知するための大切な感覚です。
そして固有感覚があるおかげで、わたしたちは体がどのように動いているのかを知ることができるのです。
小さい子どもは、この感覚がまだ未熟な状態にあるため発達を促してあげることがおすすめです。
では、すべり台からどう固有感覚を養うのか?
この固有感覚(3種類)を全て満たす体の動きを実現できるのが『すべり台』です。
①位置覚は階段から
位置覚とは自分の体がどこからどこまでなのかを知り、思い通りに体を動かす能力です。
これは、すべり台の階段を登る際に、自分の手と足が今どこにあり、次はどこにのばせばいいのか位置を確認する動作で養うことができます。
②運動覚 ③抵抗覚は、すべり台を滑る際に
運動覚は、すべり台を滑ることでスピード(速度)と滑り落ちる方向(斜面の角度)が身につきます。
抵抗覚も同じく、すべり台を滑っているときに体が抵抗を感じることで身につけることができます。
そしてこの2つの感覚を身につけることで、滑る速度の調整なども可能となるため、安全性を養うことにもつながります。
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2. 運動能力の発達にも効果抜群のすべり台!
そしてすべり台では、運動能力を鍛えることもできます。
階段で全身運動を!!
すべり台を滑るためにはまず「階段」を登らなくてはいけません。
階段を登るためには、手すりをしっかりと掴むための握力、体を引き寄せる腕の力、お尻の筋肉、脚を踏ん張る力、足で1段ずつ体を持ち上げる力など、さまざまな力が必要です。
全身を使うことで、運動能力の向上に繋がります。
滑ることでバランス感覚UP!!
すべり台を上手に滑るためには、背筋をしっかりと伸ばし、腹筋に力を入れた姿勢を保つ必要があります。
この姿勢こそが、バランス感覚を養うためにぴったりなのです。
子どもは、遊びながら無意識にこの姿勢を身につけていくものであって、わざわざ教える必要はないように感じますが、まだ上手に滑ることができない年齢から、大人のサポートのもとチャレンジすることで、よりバランス感覚を鍛えることができます。
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3. すべり台で思考力も鍛えよう!
すべり台の醍醐味は、なんといっても滑っている時。
「ちょっと怖い」「すごく楽しい」といったスリルを味わうことで、神経回路を刺激し、脳の発達を促してくれます。
つまり、滑るときのスリルを楽しみながら、脳に刺激を与え、脳の思考経路を鍛えることもできるのです!!
はじめは怖くて尻込みしたり、泣いてしまったりすることもあると思います。
ならば、そこは大人の出番です。
安全な滑り方を子供に教え、一緒に滑ってあげたり、励ましてあげたりしてあげれば、すぐにコツを掴み楽しくなるはずです。
4. まとめ
すべり台を1人で滑れるようになるのは、一般的に1歳半〜2歳半ぐらいといわれています。
しかし、まだ滑ることができない年齢であっても、段階を登り降りするだけで体を鍛えることができます。
1人で座って滑るのが難しいようら、足から滑るのもひとつの方法だと思います。
そして3歳を過ぎれば1人で安全に、登って滑って降りるといったすべり台の一連の流れを楽しめるようになります。
すべり台は、乳児期から幼児期まで幅広い年齢で楽しめる遊具です。
上手にできるようになるまでは、大人の監視下のもと、安全に気をつけて遊ぶことができたらいいですね。
楽しく遊びながら、子どもの将来的な運動能力や、体力の土台作り、そして脳にとっても『すべり台』は最高の遊具だと、私は思います。
子どもの可能性を広げるためにも、遊びの中で心身ともに成長していく姿を見守りたいものです。
5. 絵本紹介
この絵本を読めば、すべり台遊びがより楽しくなるはず!!
- 発売日: 2015/02/16
- メディア: 単行本
公園のすべりだいが、見たこともない変な形のすべり台に変身!
すべり台が大好きになること間違いなしです。
息子は、終始笑いっぱなしでした。
さまざまな動物がすべり台をすべります。
すべりだいですべっているのはだれかな?次は誰かな?とワクワクしながら親子で楽しめる絵本です。
お読みいただきありがとうございました。
公園遊びにぴったりのかわいいボトル!我が家、リピーターです。あの有名なサーモス(THERMOS)の商品です。この動物マグの取扱店は関東だとセレクトショップか有名百貨店のみだったような。たくさんの種類から選ぶならネットショップがお勧めです!
何を隠そう、わたしも運動音痴です。
たぶん、いや絶対に陸のヤドカリさんのが運動できます。
そうか〜公園ってだんだん行かなくなりますよね、まして親と一緒なんて今だけですね〜。
なんだか私まで遠い目です(*´ー`*)
滑り台は平衡感覚や加速度センサーを養う、うってつけの遊具だと思います(゚∀゚)
自分、幼少期に病院生活をしていたせいで、バランス感覚ゼロ、運動オンチと、来生に期待状態です(^^;;
自分もよく子供を連れて公園行きましたねえ(遠くを見る目)