おもちゃが散らかっていると片っ端から片付けたくなってしまいますよね…。
「遊んだら片付ける」をしっかりと教えることは、子どもの将来のためにも大切なことだと思います。
しかし、なかなか片付けてくれないことに頭を悩ますことも多いですよね..
「床にもの置いてはいけない」と親から言われ続けた私にとっては、頭を抱える日々。
しかし、この考え方を簡単に覆してしまった子どもの言葉がありました。
1. 0〜1歳の片付け
2. 2歳になると
3. 片付けをやめました
4. 今、おもうこと
1. 0〜1歳の片付け
子どもが0〜1歳の時は、モンテッソーリ教育にもあるように、片付けることを「仕事」とし、あった場所に戻すことの大切さを教えてきました。
0〜1歳の時は片付けを嫌がることなく、楽しく片付けをしてくれました。
時々、嫌がることがあっても歌を歌ったり、音楽をかけると進んで片付けをする姿に、”子どもって単純” と子育てに、余裕さえ感じていました。
2. 2歳になると
2歳になると一転。
子どもが片付けを嫌がるようになりました。
嫌がる子ども見てイライラし、なかなか片付かない部屋を眺め頭を悩ます毎日でした。
理由を尋ねると「片付けたくない」と叫び、そのあとに必ず続く言葉が「まだ、遊びたい!」でした。
しばらくは、この会話を続けていたのですが..ある日、子どもが「まだ遊んでいるの!」と言ったのです。
このセリフを聞き、私が思ったのは “あ〜まだ途中なんだ” “途中だから片付けたくないのか”でした。
3. 片付けをやめました
それから、思いきって片付けをやめました。
やめたといっても、全く片付けないわけではありません。
メリハリをつけるようにしました。
ひと通り遊び教えるまで、待つことにしたのです。
大人には、ただ散らかっているように見えても、子どもにはしっかりとストーリーがあるんですね。
「これはココで、これはアチラに」というふうに、おもちゃを思いっきり床一面に広げて作りだす世界。
1〜2日で終わる短編集の時もあれば、1週間かけて作る長編映画の時もあります。
遊ぶ様子を観察し、あまり手をつけなくなったなと思ったら片付け時です。
「まだ続きつくる?片付けて新しいのつくる?」と尋ねると「もう終わり!!」とすんなり。
一旦、しっかりと片付けをしてもらいます。
それから、再スタートです。
このやり方が、合っていたようで、
意外にも、几帳面。
片付けに、1時間以上かかる時もあります。
毎日、片付けをしないからなのか、片付けが遊びの一環になっているようです。
4. 今、おもうこと
十人十色 という言葉があるように、その子に合った片付け方法って必ずあるのだと思います。
この方法を見つけてから、散らかっていることにイライラしていた、あの頃の自分が嘘のようです。
今では、おもちゃを踏まないように忍び足で歩き、犬におもちゃをかじられてしまわないよう、猫にソイソイされないよう注意を払う毎日です。
子どもを見ていると、「遺伝子」感じますよね!
子どもを叱りながら、気付くこと多いです (´-`)
せんせー、ぼくも職場のお片付けができませーん/(^o^)\
データ持ってこいって言われても、ん(・・?明日まで待っててね(゚∀゚)ってなります。
着々と自分の遺伝子は息子に引き継がれてます(`_´)ゞ