ONE MAMA’S OPINION
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わたし(36歳)には、インターナショナル幼稚園に通う、もうすぐ5歳になる息子がいます。
今回のブログは、その息子の名前の話。
先日、我が子の名前を漢字で思い出せないという、大変驚きな出来事があったので記録しておこうと思います。
息子の名前(漢字)が思い出せなかったエピソード
ある日、インターに通う息子の友だちのお母さんから「○○(←息子の名前)って漢字でどうに書くんですか?」と聞かれたんです。
その時のわたしの返答は「そうか、幼稚園では名前はアルファベット表記ですもんね。漢字二文字で〇(一文字目は思い出せました)と...あれ、二文字目なんだっけ...」
いつもなら「忘れちゃった!」と明るく言い放つのですが、我が子の漢字を思い出せない自分に対してビックリしすぎて、黙ってしまいました。
で、30秒後ぐらいに「たぶん〇って字です。」と答える私。
もう2人して、爆笑です。
たぶんって 笑。
ママ友は、私のことどう思ったのでしょう。「ヤバい人」ってレッテルが貼られてたりして 笑。
でもですよ!
みなさん、子供の名前を書くことありますか?
子供の名前を書くことってあまりないですよね?
あります?
幼稚園入園時に持ち物に無心で名前を書かなくてはいけないことはあるけど、普段の生活では、なかなか名前って書かないですよね。
毎日、100回以上は呼んでるんじゃないかな?!と思う子供の名前だけど、実は書くことは少ない、我が子の名前。
思い返すと、私が唯一、息子の名前を漢字で書くのは病院を受診する時(問診表)だったのですが、生まれつき強靭な身体を持つ我が子は、病院いらず。そして、予防接種がほとんど終わった今、最後の受診は、もう1年以上前の話。
ってことは、1年以上我が子の名前を漢字で書いてない?!
うちの場合、2歳からインターナショナル幼稚園に通っているため、名前はもっぱら英語表記だし、息子本人も名前はアルファベットで書くよう習っているので、息子の名前を日本語表記で見ることってほとんど...いや「ない」んです。
日本に住んでいるのに、日本人なのに、不思議な話ですよね。
毎日、英語モードな私の脳内
最初に断っておきたいのですが、私はバイリンガルではないですし、特別英語が出来るわけではありません。
でも、せっかく子供をインターナショナル幼稚園に通わせているのだから、お金を水の泡にはできない!という決意から、家でも英語に触れさせようと努力した結果、私の脳内は常に「日本語⇔英語」への変換が行なわれている設定になっています。
こんな生活を送っているので、息子の名前に関して言えば、もうアルファベットでしか、私の頭の中には浮かんでこない状態なんです。
だからって、我が子の名前を漢字で思い出せなんてあり得るの?!と思いますか?
はい、わたしも思います。
もともと、周りから常に心配されるような性格を持つ私ではありますが、今回の我が子の漢字を思い出せないというエピソードには自分でも驚きました。
いくら英語漬けの毎日とはいえ、さすがに、わたし大丈夫か?!
と心配になった時に、思い当たったのが若年性認知症です...
まさか若年性認知症じゃないよね?!
おそるおそる、ネットサーフィンをしていると、*公益財団法人長寿科学振興財団さんのホームページに若年性認知症についての情報がありました。
*公益財団法人長寿科学振興財団...健康長寿ネットは高齢期を前向きに生活するための情報を提供し、健康長寿社会の発展を目的に作られた愛知県の公益財団法人長寿科学振興財団が運営しているウェブサイトです。
若年性認知症とは
若年性認知症とは、従来から言われてきた40歳から64歳に発症した初老期認知症に、18歳から39歳までに発症した若年期認知症を加えた認知症の総称。
若年性認知症という独立した病気があるわけでなく、発症年齢で区分した概念であるため、認知症を引き起こしている原因はさまざまで病理学的にもいろいろな疾患を含んでいます。このような特性から、高齢者における認知症とは異なった独自の問題点が生じてきます。
若年性認知症の有病率
2017年度~2019年度に実施した日本医療研究開発機構(AMED)認知症研究開発事業によって実施した若年性認知症の調査において、わが国の若年性認知症有病率は18歳~64歳人口10万人当たり50.9人、若年性認知症者の総数は3.57万人と推計されました。
また、若年性認知症は男性が女性より多いことも知られています。以下は、若年認知症の特性とその対応についてです。
- 初発症状が性格変化、言葉がでにくいといった症状から始まることがあるため、うつ、精神的ストレス、更年期障害などと初期診断を誤られやすく、精神症状で始まった際にはしばらく経過を観察しないと診断がつかないことがあります。その点では高齢者の認知症よりもより高度な診断技術が必要となります。若年認知症の診断が可能な医療機関かどうか確認して受診することがすすめられます。
- この年齢は、仕事をしている世代でもあり、仕事がうまくこなせないことからきわめて早期に異常に気がつかれることも特徴です。本人もご家族も最初に異常を感じてもなかなか受診にふみきれない。本人は自覚が乏しく受診に対して拒否的になることもありますし、ご家族も病気とみとめることに逡巡があるのも当然の心理です。ただ、診断が遅れてよいことはなにもありません。検診を受けるという理由でもかまいません。何とか受診に繋げることが重要です。
- 医師の立場からは病名をどのようにつげるのかという問題があります。高齢者の認知症に比して早期に見つかることもあって、患者さんに自己評価能力が保たれていることも多く、より慎重な告知が必要です。
- 社会的には現役世代であるため、仕事が困難となることにより、仕事を失うことがあります。その結果、家族の経済的な問題が生じやすくなります。医療の継続を支援するものとしては傷病手当金の利用、自立支援法による医療費の公費負担などがあります。40歳以上では介護保険(リンク4)の対象となります。また、初診から6ヶ月以上経過すると精神保健福祉手帳の申請が可能になります。このような社会福祉制度の利用するためにも早期の診断とソーシャルワーカーへの相談が大切です。
上記によると若年性認知症の年齢(定義)は、18歳から39歳。私、36歳なので当てはまってる…ということで若年性認知症のチェックリストを探してみたら、千葉県公式ホームページに、若年性認知症のチェックリストがリストがありました。
こちらです。
12個のチェックリストのうち、わたしが当てはまるのは「名前が出てこない」「置き忘れ」の2個ぐらい。
なので、一応、わたし大丈夫そうです。でも、ネガティブですが若年性認知症の傾向はあるのかもしれません。
だって子供の名前(漢字)を思い出せないなんて、ヤバすぎますからね。
*ちなみに、千葉県のホームページに書かれていたのですが、認知症は脳の病気なので、日常生活の中で、いくつかのチェックリストに当てはまるようなら、かかりつけ医や専門の医療機関を受診し早期発見・適切な支援を受けることが大切だということです。
ま、今は大丈夫...だということで!
たまに、インターに通う息子が日本語が分からないことがあるんです。それが簡単な単語だったりすると「うちの子、大丈夫か?日本語も勉強させなきゃかな?」なんて思うのですが(たとえば「apple」はわかるのに「りんご」がでてこないんです)...これと一緒だと思うことにします。ま。私は、英語できないけどね。