Rock Hill Farms

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【インターナショナル幼稚園授業参観・年中】学費に見合った教育か?学習内容は?

July 6, 2021
約 8 分
【インターナショナル幼稚園授業参観・年中】学費に見合った教育か?学習内容は?

 

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インターナショナル幼稚園、年中クラスの授業参観に行ってきました。

授業参観に行ってみての感想はただ一言「クラス全員、英語できるの?!」です。

クラス全員が先生の指示に従い行動、発言する姿を目の当たりにし、子供の吸収力の高さを思い知りました。

今回は、インターナショナル幼稚園の授業参観に参加し、見てきた授業内容や感じたことなどを書いていきます。

 

はじめに

インターナショナル幼稚園のクラス編成と月謝について

 

はじめにインターナショナル幼稚園では、2歳3歳クラスをプリスクールと呼び、4歳5歳クラスをキンダーガーデンと呼びます。

幼稚園内では、もう少し細かく分けプリスクール(Preschool)は「2歳クラスはP1」「4歳クラスはP2」。キンダーガーデン(Kinder garden)は「4歳クラスはK1」「5歳クラスはK2」と呼びます。

気になるインターナショナル幼稚園の月謝はこのようになっています。(地域や学校の方針などによって金額は異なります。1つの例としてご覧下さい。)

 

プリスクールの月謝

P1(2歳) 週2 ¥38.200(税込\42.020)
週3 ¥44.800(税込¥49.280)
週4 ¥54.400(税込¥59.840)
P2(3歳)年少 週3 ¥44.800(税込¥49.280)
週4 ¥54.400(税込¥59.840)
週5 ¥62.000  (税込¥68.200)
+施設管理費(年額) ¥49.000(税込¥53.900)

 

キンダーガーデンの月謝

K1(4歳)年中

K2(5歳)年長

週5¥62.200(税込¥68.200)
+施設管理費(年額)  ¥59.000(税込¥64.900)

 

我が家が通うインターナショナル幼稚園の月謝は、このようになっています。

クラス編成に関しては、各学年2クラスずつで、1クラスの人数は15名程度。先生はクラスにネイティブ講師1名・日本人講師1名となっています。

 

“参考”

プリスクールという言葉は、欧米と日本とで意味するところが違います。

欧米ではPreschoolは2~5歳の子どもが通う教育施設。つまり、普通の保育園や幼稚園を意味します。一方、日本でプリスクールというときは、英語を使う環境のなかで未就学児の保育を行う施設を指すことが一般的です。

【日本のインターナショナル幼稚園の豆知識】

日本のインターナショナル幼稚園は、施設によって、子どもの受け入れ年齢や預かる時間などが異なります。たとえば、週に2日間だけというところもあれば、週に5日間、17時までというところもあるんです。

そして、英語を使う環境であることは全てのインターナショナル幼稚園に共通していますが、その比率は施設によって異なり、以下の3つのタイプに分けられます。

・入園してから卒園するまでほぼ英語のみ使うタイプ
・日本語と英語を使うタイプ
・最初は日本語メインで学年が上がるにつれて英語メインに移行するタイプ

*インターナショナル幼稚園を検討している場合は、その幼稚園のタイプをしっかりと見極めてからの入園をお勧めします。

 

 

インターナショナル幼稚園K1(年中)

子供たちの学習内容とは?

 

先日、インターナショナル幼稚園k1(年中)の授業参観に出席し、クラスの様子や授業内容を見学してきましたので、書いていきたいと思います。

まず、クラスに入り目に飛び込んできたのは、クラスのルールです。そこに書かれていたのは、こんなクラスのルールでした。

“Class rules”

・Listen to the teacher.

・No running in the classroom.

・Stand in line nicely.

・Speak English all the time.

・Share toys with everyone.

・Don’t forget to say please, I’m sorry, Thank you, and Excuse me.

・Use a Big Voice but No yelling.

・Sit nicely.

Be a good leader.

・Be nice to your friends.

 

 

このクラスルールの中で、私がインターナショナル幼稚園らしいなと感じたのがBe a good leader.(和訳:良いリーダーになる)というルールです。

海外(とくにアメリカ)は日本に比べると、良くも悪くも実力主義であり、実力がある子にはチャンスが与えられます。そして、そういったチャンスを自分のモノにできる子が国や、企業を引っ張っていくリーダーに成長できるという思考が強いですよね。

つまり、このBe a good leader.には、「大勢の中に埋もれるな!」という願いが込められているのかなと思います。

このクラスルールはまさに、日本っぽくない、とてもグローバルなルールだと思いませんか?

積極的に学び、自分のビジョンを明確にできる姿勢を身に着け、良いリーダーを目指すというルールは、とても素晴らしいものだなと思います。

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学習(授業)内容

 

Theme(テーマ):Dinosaurs(恐竜)

今回、見学した授業は「恐竜」がテーマでした。

まずは、みんなで恐竜の写真を見て、その恐竜の名前や食べ物、特徴などを先生が説明していきます。そして、それをふまえ、「どの恐竜が好きか?」「なんで、その恐竜が好きなのか。」についてみんなで意見を交換し合うという流れ。

この時、発言したい人は手を高く挙げ、自分を先生にアピールします。驚くことにこの時、ほとんどの子がすっと手を挙げるんですよ。で、友だちが話している時は、みんな静かに聞いている。みんな立派でした。

 

それから、数字の勉強にハサミを使った工作。みんなしっかりと椅子に座り、黙々と先生からの指示をこなしていました。

 

↳そしてこれは、幼稚園オリジナルのワークブックです。クラス全員がしっかりと、こなしているというのだから驚きです。(K1クラスが終わるまでに、引き算と時計についても学ぶそうです)

他にも、グループに分かれて与えられた問題を助け合いながら解決するグループワークや、ダンスタイムなど、たった1時間の授業参観でしたが、盛りだくさんの内容でした。

 

 

感想

高額な学費に見合った内容だったのか

 

それは、もう大きいな声でYes!です。

通っている幼稚園では、生徒15人に対し先生が2人いる少人数制です。なので、先生たちがしっかりと、子供たちの英語レベルや生活レベルを把握していて、その子に合ったレベルの教育を受けることができています。

幼児期は、産まれ月によっても差が出やすい時期ですから、これに、しっかりと順応して授業が進んでいくことは素晴らしいことだし、だからこそ、クラス全員が、英語を理解し話すことができるという状況を作り出せているのだと思います。

授業内容からみても、足し算をしたり、英語の本を読ませたり、プレゼンテーションをしたりと言うことなし。(中には、ちょっとやり過ぎではないかと考える親御さんもいるかもしれません。)

スクールマネージャー(アメリカ人)の話では、アメリカの幼稚園・年中ではアルファベットの読み書きの練習はしないそうです。やはり日本人が、第二言語として英語を身に着けるためには、このレベルの学習が必要だということだということでしょうか。

息子の通うインターナショナル幼稚園では、K1(年中)クラスが、全ての学年の中で、1番机に向かい学習することが多いと言われています。

K1での学習の成果が、K2(年長)クラスに進級した時に見られると思うと今から、期待で胸が膨らみます。

 

“合わせてどうぞ”

【体験談】インターナショナルプリスクールってどんなとこ?親の英語能力はいりません

 

 

 

英語を通じて、子供の世界が、そして未来が広がることを祈って。

 

 

 

 

 

 

About The Author

mama's opinion
1986年3月生まれ 現在37歳
英語力0でオーストラリアワーキングホリデー。
英語の必要性を肌で感じる。
結婚・出産を経て、現在6歳の息子は必然的にインターナショナルスクールへ。
育児本やネット情報を参考にいろいろと試しながら見つけた、おすすめの育児法を紹介。
【オムツなし育児・裸足育児・すやすやネンネ(ネントレ)・ブレキエーション・テレビなし育児・プリント学習・英語育児 etc....】

絵の個展を控える、息子のアートのことも紹介していきます。

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