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毎日、子供を怒って後悔のくり返しで自分が嫌になる

January 26, 2021
約 4 分
毎日、子供を怒って後悔のくり返しで自分が嫌になる

 

 

忙しい朝。家事と朝の準備に追われ、イライラし子供を送り出す。そして、子供と離れると「怒りすぎちゃったな」「怒るほどのことじゃなかったな」なんて後悔、反省をしたことありませんか?子育てをしていると良くあることですよね。もちろん、しっかりと言い聞かせなくてはいけない時もありますが、これは怒りではなく「注意」です。

「今日も怒っちゃった」と気持ちが凹んだ時に読んでいただきたい話です。明日からでも間に合います。「怒」を減らして「笑顔」を増やしてみませんか?

 

子供にイライラしたら深呼吸はできない

よく「イライラしたら深呼吸をして、落ち着いて」といいますよね。子供に対しての怒りは火山のように、急に爆発するものです。一気にこみ上げてくる感情なわけですから、深呼吸のことなんて思い出すことさえできないですよね。そうそう、子供への怒りって、笑顔で話していた次の瞬間に起こるんですよね…深呼吸をする前に、溜息です

 

Aristotelesアリストテレスの説得力がある話

プラトンの弟子である「アリストテレス」(紀元前384-322)をご存じですか?アリストテレスは古代ギリシャの哲学者。著書集は、哲学・政治学・宇宙論・天体学・自然学・気象学・生物学・詩学・演劇学・心理学など多岐に渡るもので、現在の学問のほとんどが彼の「哲学」とも言われているんです。そして、これらの業績から「万学の祖」とも呼ばれている西洋最大の哲学者のひとり。彼の哲学の中に怒りについてのこんな言葉があります。

Aristotelesアリストテレスの言葉

「怒ることは誰にでもできる。ただ怒るのは簡単なことである…しかし適切な相手に、適切な程度に、適切な場合に、適切な目的で、適切な形で怒ることは容易ではない」‐アリストテレス‐

喜怒哀楽のひとつ「怒」は、人間なら誰もがもっている感情のひとつです。もちろん「怒」だけ取り除くことは不可能ですから、怒りとの付き合い方を考え直さなくてはいけません。アリストテレスの言葉にあるように「ただ怒るのは簡単」なことなのです…

 

怒りのスイッチを切る方法

子供に対して、イライラしたり怒鳴ったりするまえに怒りを制御し、コントロールできたら最高ですよね。「怒り」とは何かに反応して呼び起こされる強い感情です。この反応が起きた時に怒りのスイッチを入れるのではなく、切ることができたらどうでしょう?「怒りは不要なものであり、怒りのあとには後悔がまっている」と思えるようになれば子供に怒りをぶつけることは少なくなり、そのうち、無くすことだってできはずです。

方法…

・(ひとこと注意し)すぐ許す

・みなかっとことにする(自分に言い聞かせる)

・生活習慣の改善(十分な睡眠と運動でストレス発散)

これらのことを訓練することで怒りの反応を変えることができます。すぐには無理かもしれませんが、意識すれば必ず変われます。「怒ってしまうのは性格だから」なんて諦めないでください。

 

子供への怒りの原因は大人になったらなくなるものばかり

毎日の子供への怒りの原因って、なんですか?よく考えると「子供だから」ではありませんか?朝の準備が遅い、食事を食べるのが遅い、騒がしいとか…これって成長すれば自然と改善するものばかりなんです。子供の人格形成に大切なこの時期に、親が感情をコントロールできない姿を見せることはいいことは思えません。「怒り」はキャッチボールです。子供への理不尽な怒りは、そのうちなんらかの形で返ってきます。将来「どんな風に成長した我が子と過ごしたいですか?」こんなふうに考えると、親としての自分の在り方を見つけられるかもしれません。

 

子供の笑顔を大切に

子供の笑顔って可愛いですよね。「怒」は子供の表情を曇らせ、泣かせ、怖がらせるもの。たくさん笑って「幸せホルモン」(セロトニン)の分泌量を増やしましょう。セロトニンは自律神経を司り、精神を安定させる働きをもつ脳内のホルモンです。普段から、怒りよりも笑顔を増やすことで、情緒不安定な反抗期をスムーズに乗り切れるかもしれませんね。

 

みんなが抱える「今日も怒っちゃった」という悩み。悩んでいるなら、大丈夫大丈夫。

 

About The Author

mama's opinion
1986年3月生まれ 現在37歳
英語力0でオーストラリアワーキングホリデー。
英語の必要性を肌で感じる。
結婚・出産を経て、現在6歳の息子は必然的にインターナショナルスクールへ。
育児本やネット情報を参考にいろいろと試しながら見つけた、おすすめの育児法を紹介。
【オムツなし育児・裸足育児・すやすやネンネ(ネントレ)・ブレキエーション・テレビなし育児・プリント学習・英語育児 etc....】

絵の個展を控える、息子のアートのことも紹介していきます。

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