子育ては「親ばかであれ」と私は考えています。親から褒められ期待されることは、子供にとっては親からの愛情を感じることができる素晴らしいツールだと思うからです。
ただ他人からしたら、親ばかな親子関係は見ていて心地よいものではありませんから時と場合に応じた周りへの配慮は必須です。
親ばかをうまく使いこなし、子供の才能を伸ばしていきませんか?
隠れた才能を見つけられる真の親ばかになろう!
なにかに挑戦した時に、まわりの子供と我が子の出来を比べて「うちの子は他の子より劣っているから...」なんて判断をしていませんか?
真の親ばかは、他の子供となんて比較しないものです。
子供のうち(とくに乳児期から幼児期、小学生でさえも)は生まれ月によって身体の発達に差があります。なので、他の子と比較するなんてもってのほか。愛する我が子にだけ焦点を当て、じっくり観察し親ばかになればいいのです。
たとえば「この子は独創的な絵を描く、絵の才能がある!」とか「うちの子はスイミングが大好き、将来は水泳選手だ!」こんな具合に考えることができれば、あなたは真の親ばかです。子供の隠れた才能を掘り起こしてあげることができるはずです。
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子供の習い事は、違ったらやめればいい
もちろん、才能はそう簡単には見つかりません。
見つけるには、よりたくさんの体験をすることが大切です。よくママ友から「始めたばかりの習い事を簡単にやめると、子供に諦める癖がついてしまいそうで・・・」なんて話を聞きます。
たしかに、それも一理あるかもしれません。でも、もし習い事を通じて才能を見出すことができていたならば、その習い事をやめるという選択肢はないはずです。もちろん子供の意思は尊重しなくてはなりません、しかし多くの子供は上手く答えることができませんから、最終決定は親の判断になります。
今の時代、習い事はたくさんあります。英語教室、体操教室、サッカー、スイミング、ダンス、絵画教室、ピアノ、バイオリンなど‥ もし、我が子に合わないようなら次の選択肢へ。
子供は心身ともにに日々、成長しています。立ち止まっている場合ではありません。
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才能を見出せずにいるなら、育児日記をつけてみよう
日記は子供の本質と才能を見つけるうえで、とても役に立つツールです。日々の子供自身の考えや気持ちを書き留めておくことができるからです。
我が子の大切な出来事・気持ち(感情)・計画・希望・願いなどを日記として書いておくことで子供の目標を明確にすることができると同時に、習い事を続けるかどうかの判断基準にもなります。
このように日記は、子供の才能を見つけるまでのプロセスで重要な役割を担ってくれます。もし、子供の才能を見出せずに困っているなら「育児日記」は本当におすすめです。紙に書きだすことで頭の中が整理でき、必要なことが見えてくるはずです。
⋆おすすめは5年日記です、1ページに5年分書ける日記です。毎年同じ日付の日記を同じページに書くことができるので、年々の子供の成長を感じることができます。文字を書くスペースが3~4行と短いので気軽に始められます。
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[jin-fusen3 text=”ここが本題「才能を伸ばすコツ」とは”]
進歩を期待し、完璧は期待しない!
これだ!と思える才能が見つかったら、ここからは親の接し方次第です。
子供自身を観察し、悩んだ末にたどり着いた「才能」なのですから、子供に対しての期待はもちろん高くもつべきです。
そして子供に「頑張ってんね、あなたならできるよ。」と伝えてあげましょう。―ただこの時に勘違いしてはいけないのが、このセリフは我が子の挑戦を励まし進歩を期待するための言葉であって、完璧を求めるものではないということです。
つまり期待しているほど大きな進歩でなくても、目標に向かって少しでも進むことができたら万々歳だということを親がしっかりと理解し、子供にとっての大きな進歩(変化)を認め、褒めてあげることができなければ才能を育ててあげることはできないということです。
子供の才能を伸ばすコツは、進歩を期待し完璧を期待しないこと!焦らず見守ることが秘訣なのです。
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何ごとも練習の繰り返し
いくら才能があっても、マスターするには練習が必要です。
トーマス・エジソンは、担任の先生から「頭が腐っている」と言われ続けながら3000回の失敗を経て電球を完成させたし、マイケル・ジョーダンは高校のバスケットボールチームから外された数年後にチャンピオンシップ・プレイヤーになったと言われています。
この2人をみると、才能を開花させるまでには粘り強く自分の挑戦に誇りをもってチャレンジし続ける精神が大切だということが分かりますよね。同時に、新しいスキルの習得や目標達成のための挑戦と、挑戦過程での失敗が重要で有益なものということも分かります。
特別な才能であっても、それは努力なしでは最大限発揮することは不可能です。
我が子が才能を途中で諦めてしまいそうになった時は、子供が粘り強く努力できるように親の経験を話すのもおすすめです。
幼児期に才能を発見し伸ばしてあげることは、子供の生きる糧となる人生の大事なプロセスだと私は考えています。