はじめに
私は、親に怒られることが嫌いでした。
子育てというと「○歳の壁」「トイレトレーニング」「勉強」などの悩みがつきものですよね。これってすべて、親がイライラしたり怒ったりするもの。中には、怒らずにいられる人もいるのでしょうか?でも私は怒らずにはいられないタイプだし、ずっと我慢なんてできないことは目に見えています。そんな私が、子育てをしたら…確実に私と同じ思いを子供がしてしまう…。
これが、私の妊娠中の不安なことでした。
こんなことから、私は妊娠中に子育ての目標を「どうしたら子供を怒らずにすむかを考える育児」と決めました。
「怒り」の前には必ず「悩み」があるはずです。この悩みが生まれるのを阻止すべく頑張った0~3歳までの3年間。0~3歳までに「子育て」を卒業し、4歳からは自立した子供と「大人の付き合い」をしたいと考えていた頃の自分に「成功したよ!」と教えてあげたい。
そして、いまから出産・育児をむかえるママにこの育児法を伝えたいという想いからこのブログを書きました。育児への不安を少しでも軽くできたらと思います。
妊娠中に不安な要素の対策を練っておきましょう!もし作戦通りにいかなくても、対策しなかった場合と比べれば事は重大にはならないはずです。心構えにもなりますしね。
*といっても私は分娩台の上でも悪阻だったので、リストアップをはじめたのは出産後でした。
[box04 title=”このブログはこんな人におすすめです”]・子供が苦手・子育てに自信がない・怒らない子育てがしたい・子供の自立を促したい・育児で悩みたくない・育児が不安[/box04]
親が子供に対しての「悩み」を抱えだすのは何歳からだと思いますか?
[jin_icon_arrowcircle color=”#e9546b” size=”18px”]わたしは、1歳以降だと思っています。
言葉を発したり歩けるようになってくる1歳過ぎになったら、可愛いだけの育児は終わり。1歳以降は、急に人間らしくなってきた子供に対しての「悩み」や「問題」と向き合わなくてはいけなくなってきます。
ならば0歳のうちから1歳の悩みと、1歳になったら2歳の悩みと…こんなふうに先回りして、「悩み」と向き合ってみてはどうだろう?こう考えだしたのが私の「対策育児」の始まりでした。
対策育児とは、予習をして対策すること。
悩みでてくるまで待ちますか?それとも後に起こる問題や悩みを予測し対策を練りますか?
私が辿り着いた答えは、悩みを予測し予習する「対策育児」です。
まずは考えて見て下さい。
[jin_icon_question color=”#e9546b” size=”18px”]子育てをしていくうえで、あなたが「悩みたくないこと」「不安なこと」はどんなことですか?子供には将来どんな大人に育ってほしいですか?
[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]考えがまとまったら紙にリストアップしてみて下さい。
[box06 title=”たとえば私なら”]1番の目標は「自立した子」に育てること。
他にも・トイレトレーニングで悩みたくない・寝かしつけはめんどくさそうだな・自分の意思で行動できる子供になってほしい・自分の意見を持ってほしい・頭がいいではなく、賢くなってほしい・優しく、人の気持ちになって考えられる子になってほしい・ポジィティブで笑顔が素敵な子になってほしい・グローバルな人生を
など…[/box06]
これらの悩みや不安、希望、実は…
[jin_icon_speaker color=”#e9546b” size=”18px”]ほとんどの子育ての悩みは0歳から対策しないと間に合いません。勝負は0~3歳の3年間です!
というのも、0歳以降に出てくる問題や悩みは生まれてからの積み重ねでできるものだからです。とくに0~3歳は脳の発達が人生で1番著しいとされており、3歳には脳の80%が完成すると言われています。
つまり、この時期に脳になにを教えるかで「悩み」の数や質変わってくるのです。たとえば、甘やかして育てば甘えん坊、親が子供の言いなりになっていれば我がままに、なんでも擁護していれば臆病な子にといったようにです。
一歩、間違うとたくさんの「悩みの種」をうみだしてしまう0~3歳の3年間。しかし、もし「対策育児」をして悩みの種が生まれるのを阻止出来たら?
後にでてくる悩みを阻止する「対策育児」を、3年間だけ頑張ってみませんか?
[jin-fusen3 text=”「対策育児」をスタートするなら、まずはここから”]
育児本は0~3歳までのもの3年分を、子供が0歳までに読破する!
子供が0歳のうちに、子育ての方針を育児本から探してみて下さい。
子育てと悩みは定番セットです。なので、本やさんや図書館にはたくさんの育児本が並んでいますし、ネットにも情報が溢れています。自分の子供が成長する前に、他の人の育児をのぞけるなんて有難い時代です。
育児本って聞くと「読むのが面倒」と思うかもしれませんが、ざっくり読みでいいんです。タイトルと目次を確認し興味があるものから順に見ていき、気になった内容をメモする程度でいいんです。
[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]ポイントは、0~3歳までの育児についての知識をつけることです。とくに、じぶんが悩みたくない事に関して重点的にリサーチしておくこと。
[jin_icon_clipboard color=”#e9546b” size=”17px”]わたしは、姪の成長も参考にしていました。「あ、これをされたら私怒ってしまうな」とか「こうならないようにするためには、どうしたらいいのかな?」とか。本とは違うリアルな世界を観察してみると、たくさんの発見があります。
[box06 title=”私が育児本を参考に実践した対策育児はこちら”]・トイレトレーニングで悩みたくないと思ったので、本で知ったオムツなし育児を・寝かしつけで悩みたくないのでスヤスヤねんね(ネントレ)を。・脳と身体のためにブレキエーションを。・自分の意思を伝えられる子になるために、服や食べたいものは「どちらがいい?」と聞く。・など…すべて育児本の助言を受けてトライしていたことです。ほかにも、言うことを聞かない時は必ず説明、説得することを徹底しイヤイヤ期に備えたり、勉強面では数字が好きになるよう時計をみせたりと自己流のこともたくさんしてきました。[/box06]
育児をすすめていくうえで、悩みを先取りをし対策したり、知識をつけておくことはママの心構えにもなるのでおすすめです。
[jin-iconbox06]私は、悩みに対しての対策を3年間ひたすら続けました。子供の1歳の誕生日には、あと2年…2歳の誕生日には、あと1年…とけっこうなプレッシャーでした。そして3歳の誕生日はなんとも言えない気持ちになったことは、一生の思い出です。[/jin-iconbox06]
そして、子供の成長はどうなったかというと…
結果は大成功!
3年間、先に先に「悩みの種」を摘みながら進めた対策育児は大成功でした。
4歳になった今、振り返ると年齢に応じた育児の悩みを、ほとんど抱えずにここまでこれたと思います。「おもちゃの片づけができない」とか「食べ物の好き嫌い」などの悩みはありますが…
たとえば、オムツなし育児のおかげでトイトレなしで2歳前にオムツは外れ、ネントレのおかげで生後7ヶ月以降は一人で眠りに入ります。親は読み聞かせをして部屋を出るだけです。
今の所、わたしの子育てのモットーである「どうしたら子供を怒らずにすむかを考える」は大成功です。理由は本来なら悩むべき年齢相応の悩みを回避できたことで、怒りを生み出す種がなかったからです。
対策育児をしていたら、幼稚園でこんなことに…
現在、4歳(年少)の息子の担任の先生にこんなことを言われました。
「まわりと比べると成長が極端に早いです」と。成長が早い分、まわりの子と意見があわないようで…本人も一つ上のクラスに行きたいと言うほど。もちろん仲良しの友だちはいますし幼稚園は大好きなのですが。
これは、対策育児をしてきたからなのか?今となっては、謎ですが少なからず影響していると思います。
妊娠中時間がある時に「対策育児」をスタートしてみませんか?まずはリストアップから!この育児けっこう楽しいです。