世界は自分中心に回っていると、思ってる幼児期の子供。
ワガママで、親の言うことを聞かず、自分の意思を貫き通したい子供の行動を見ていると、
「だから、子供って嫌なの…!」
とイライラするし、怒りたくなりますよね。
でも、こんなありのままの我が子を、見られるのもこの時期だけ。
この時期に、しっかり我が子と向き合い、子供の本当の性格を把握することは、今後の育児に絶対に役立ちます。
自由奔放な子供の言動と行動を、怒るのではなく説得する方法で、子供と接してみませんか?
小さな子供でも話せば理解できる
まだ言葉を知らない乳児期・幼児期の子供に、言葉巧みに話しても意味がないと思いますよね?
もちろん100%理解することはできません。
ただ、話す時にしっかりと子供の目を見ることで、その場に緊張感がうまれ、子供ながらに親の言うことを受け止めようと、頑張ってくれますよ。
point
子供と話す時は、赤ちゃん言葉ではなく、大人の会話の調子で話すことがおすすめ。小学校受験を見据えている(面接で赤ちゃん言葉は使いません)のであれば、なおさらです。理由は、大人になったら、使うことのない言葉だからです。
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子供は怒るのではなく「説得」しよう!方法を紹介
子供がいけないことをした時には、まずすぐに
「いけません!」「ダメ!」
と短い言葉で指摘します。
問題はこの後です。
- 指摘するだけで終わりにしてしまう
- ネチネチと子供を責める
- ただただ怒る
これをしてしまうと、子供は自分を全否定された気持ちになり、将来的に自分の意思を伝えることが苦手になってしまいます。なので説得がおすすめなんです!
方法はこちら
- 怒るのではなく「これは○○だから、絶対にしてはいけないよ」「○○したら、大変なことになるよ」と理由を理論づけて、簡単に説明する
- 子供が納得いくまで、言葉を変えてしつこく話す
- 話す時は、子供の体の一部(肩・頭・手)に触れることで、子供をリラックスさせてあげる
この方法を実践することで、親の真剣さが子どもに伝わり、子供は言葉が分からないながらに、話の内容を理解しようと全力で聴こうと努力してくれます。
そして結果的に、相手の話を聞ける子供に育つことにもつながります。
説得の後に「褒める」ことで子供の一生が変わる?!
子供を説得した後に、子供がこちらの話を理解し、行動を正すことが出来たら、
すかさず「やればなんでもできるじゃない!」と笑顔でほめてあげましょう。
子供の時に「褒められる」という経験は、脳にとってもとても大切で意味のあることということは、医学的にも言われていることです。
つまり
「いけないことを説得する→行動させる(うまくいかなかったことを実践させる)→できたら褒める」
このサイクルは子供の成長において重要なことであり、「褒める」までやりきることで一連の流れが完結し、褒められ身についた良い面が一生身につくのです。
どうでしたか?
忙しい日々の中で、子供のわがままに向き合うことは、本当に大変なことです。
しかし、イライラしても怒る気持ちをグッと抑え、説得することを心がけ、子供の個性と主体性、そして社会適応能力を成長させることに重きをおいてみませんか?